暴走する悪徳エリートの所業
224698 「亡国集団」地検特捜部 !!
 
孫市 10/01/20 PM01 【印刷用へ
『今この時&あの日あの時』より転載です。
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小沢関係者の一斉逮捕は、戦時中の特高警察以来の大暴挙だ

 「亡国集団」東京地検特捜部がまたまたとんでもない暴挙をやらかしました。15日夜当時の事務担当だった石川知裕衆院議員(36)、後任の池田光智(32)を逮捕し、小沢の公設第1秘書だった公判中の大久保隆規(48)の逮捕状を取った件です。

 13日の関係先への一斉捜索で押収した資料の分析だってまだ手付かずだろうに。証拠不十分だから捜索したのでしょう。だったらそれをまずしっかり読み込み、慎重に吟味してから次の行動となるのが、世間一般の常識と言うものです。
 つまり問題の4億円がどういう金だったということをきちんと解明して、それから逮捕という正規のプロセスを踏むべきです。なのに検察は「怪しい金を隠した」という推定、憶測だけを先行させ、国家公務員法を自ら犯し意図的にマスコミにリークしまくって、小沢に対するネガティブキャンペーンを展開させました。そしてこの度は「逮捕してから証拠を探す」というのですから、とにかく何から何まで異例ずくめで異様な捜査手法というべきです。

 今回の逮捕劇はおそらく、通常国会が来週から始まってしまえば石川議員は国会議員の不逮捕特権で長い会期中逮捕できなくなる、「勝負をかけるなら今しかない」となったのでしょう。裏を返せば、地検特捜はそれだけ追い詰められているということでもあります。それにしても一か八か、破れかぶれ、見切り発車、支離滅裂…そんな言葉しか浮かばない今回の逮捕劇ではあります。

 今回の一連の地検特捜部の行動を見ていると、戦時中の「特別高等警察」つまり時の東條内閣に盾突く者を国賊呼ばわりして、特高が片っ端から検挙した暗黒時代を思い出してしまいます。そのような不条理で常軌を逸した統制国家がどんな結末に到ったか、これは今さら言うまでもないことです。
 理由はどうあれ、特高いや違った特捜の、きちんと踏むべきプロセスを踏まない今回の一連の行動は、厳しく指弾されてしかるべきものです。

 世の心ある人は「特捜は正義だ」などと誰も思っちゃいないことでしょう。そのとおり、今回の小沢土地問題は、特捜部のさまざまな思惑があって起こっていることのようです。
 一つは小沢一郎の東京地検組織改革を阻止する目的です。小沢は師と仰ぐ田中角栄以下金丸信など、なぜか経世会だけが特捜に狙い撃ちされている現実を骨身に沁みて見てきています。田中裁判の時小沢は欠かさず傍聴を続けたといいます。特捜にこんな強力な権限を持たせてはいけない、検察の横暴は「司法の自殺行為だ」と厳しく批判してきたようです。だから小沢に聖域であるおらが検察に手を突っ込ませない、という「霞ヶ関官僚」共通の論理が検察でも働いているというのです。

 もう一つは、佐久間達哉特捜部長と特捜検事らの、“小沢憎し”の怨念と功名心が「小沢逮捕」に駆り立てているという側面です。霞ヶ関全官僚誰もがそうでしょうが、検察内部での小沢への憎悪も相当のもののようです。功名心の方は、特捜検事は田中角栄など昔から「でかい山」を狙うのが伝統(?)です。当代の政界最高実力者を引っ張った(逮捕した)となると、後々の出世が段違いなわけです。それに地検退職後「ヤメ検弁護士」になった場合も箔がつきますし。
 そんなこんなのご立派な理由で、かくも特捜の連中は「小沢逮捕」に躍起になっているわけなのです。

 しかしそんな「亡国特捜」の思惑で、一国の命運が左右されてはたまりません。もし仮にこの上小沢逮捕などとなったら、国民の悲願がやっと実現した「政権交代」など、間違いなく吹き飛んでしまいます。昨年末の予算案がすったもんだして、なかなか決着しなかった、そこに小沢が官邸に乗り込んだ途端すとんと解決したという出来事がありました。あれ一つ取っても、政権運営も人事も選挙も、小沢一郎がいなければ民主党は立ち行かなくなるのは目に見えています。
 代わってゾンビ状態の自民党と公明党が復活して、またぞろ政権復帰?そしてまたやりたい放題の“ヒルズやり部屋”容認の腐れ政治?ああ、いやだ、いやだ。何たって、自民党の古参議員の中には、小沢など比べ物にならない正真正銘の悪人がぞろぞろいるわけだから。ただ検察もマスコミも見て見ぬふりしているだけで。

 今回の政権交代は、何よりまず「国民大多数の意思」だったということを、「大バカ」部長佐久間以下どう考えているのでしょうか?彼らのしていることは例えてみれば、国民が大切に育てようとしている苗木を、大木に育ってしまったらオレたちの邪魔になる、だから今の苗木のうちに引っこ抜いてしまえ、そんな感じです。

 逮捕劇から一夜明けた16日民主党大会が開かれ、その中で小沢一郎は「幹事長職は辞めない」旨発言したようです。当然です。第一今回の疑惑がいったい何なのか実態がさっぱり分からないのですから。国を危うくしかねない特捜の暴挙など無視するに限ります。時代の潮流がまるで見えていない佐久間ら特捜部の連中は、いずれ自滅、自壊していくことでしょう。
 まだ苗木状態の民主党中心の政権を立派な大木に育てるのに、小沢一郎の力は不可欠です。一党が云々より、小沢一郎はこの国の将来にとって欠かすことが出来ないというべきです。

 私たち国民も、狂気じみた特捜やマスコミの動きに振り回されることなく、ヨチヨチ歩きの現政権が早く大人の政権になるように、しっかりサポートしていきたいものです。

 (大場光太郎・記)
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