心の本体=共認機能の形成過程
223863 家業の可能性B〜生命原理に基づいた組織が業に命を吹き込む〜
 
とも ( 23 滋賀 学生 ) 10/01/09 PM11 【印刷用へ
一つ一つは零細な家業が集団として適応を目指していくということは、生命原理に基づく集団適応に他なりません。
家業複合型企業が社会で評価を得ていく過程は、「集団として外圧に適応していく」生命の営みそのものを実践していく過程に重なります。

そのように考えれば、家業複合型企業の枠組みがもう少し鮮明になります。

@社会の期待に応えていく事を共通の外圧として課題共認している集団
※「お客さんに喜んでもらうこと」や「地域を元気にする活力再生事業のモデルを示していくこと」、そのことをそれぞれの協働家業主たち全員の共通課題として認識できていることがスタート地点になります。

A外圧が末端まで行き届いた集団
※特に外部の労働力を入れる場合には、他の家業体の必要な労働力や経理情報までをふくめた全情報を公開して、とにかく全員が等しく外圧に貫かれた状況を作り出していかなければ、活力を生み出していけない=統合でき無いでしょう。

B常に外圧の変化に柔軟に対応できる集団
※変化する社会状況に対して常に適応していく為には、「既存家業という安定基盤」の他に「新事業・複合事業という変異基盤」を持ち続けることが不可欠になります。変異の源泉である異業種の「組み合わせ」を内在している家業複合型企業は、新たな可能性を生み出す絶好の実現基盤を持っているといえるかもしれません。一度「これでいける」となったら、労働力や資本を集中させて一気に突破していく為にも、改めてグループ内の風通しのよさが不可欠だという事にもなりそうです。

このようにまるで一つの生命体のようにふるまう組織が実現できれば、厳しい共認闘争の中でも十分に「勝っていける」んだと思います。
現在、地方にばらばらに点在する日本の家業主たち。彼らが地域の中で力強い協働関係を構築していけば、きっとそのエネルギーが「地方を元気にしたい」と必死に考える人たちの共感を呼び、いずれ地方再生の士が互いの経験を共有しながら「地方再生への認識を紡ぎ出す場」への求心力になっていくのではないでしょうか。
 
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