共認心理学:現代の精神病理
223664 事業家として最近強く感じること。 それは経営者の器の大きさ≠求めること。
 
辻裕彦 ( 63 大阪 経営・宇宙事業コンサルタント&大学院教授 ) 10/01/07 PM10 【印刷用へ
最近のわが国の政治家や官僚や学者やマスコミの「公器としての器の小ささ」、つまり、自己保身、責任回避、責任のなすぐり付け合いとも思える言動には、強い嫌悪感を感じる。 
特権階級の暴走とはこのことを示すと強く思う。

私は十数年前、全くの無一文で、無名で社会的に無力なまま、脱サラし、独立開業して事業を始めた。 
最初は、個人事業所として始め、事業が少し軌道に乗り出した時、法人にした。 
そのとき強く感じたことは今も変わらないないし、寧ろ、更に、より強く感じる。
企業を設立するときは、おおむね個人の利益や野望に満ちていた。
しかし、事業が拡大し対外的に、その事業規模が影響力を持ち出したとき、直感したことは、企業は、法人化とともに、創業者個人が、社会にささげた「公器」となり、経営者の経営に関わる一切の諸権限は、その経営機能を社会から信託されたものだということである。

経営者個人の命は、企業活動を通じて、社会にささげるものでなければならないと・・。
また、その難行を一生を通して支えてくれてきた家族の幸せを、絶対に犠牲にするべきではないと。

私個人の事情と企業課題の解決との二者択一を迫られるとき、経営者は、迷うことなく、企業課題の解決に全てをささげる覚悟と「腹」をみづからに求めるべきだと。
そして、それをわが「誉、栄誉」とし、生きがいだと強くかんじることが当然の様に
ならないといけないと。
あたかも、あの悲劇的な最後を遂げたタイタニックの船長が、乗船客や船員の無事を見届けて後、みづからを船長室に閉じ込めて、船と命を共にした、あの勇気と使命感を持ち続けるものだと。

この使命感を今後も、みづからの信念として、この短い人生を従業員と社会にささげたい。 
私は、このような器の大きな人間になりたい。
 
  List
  この記事は 213827 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_223664
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
224531 「決意」が人を成長させる 匿名希望 10/01/18 AM00

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp