素人による創造
22202 新パラダイムの点検1 現実の壁を対象化できるか?
 
四方勢至 ( 老年 京都 編集 ) 02/01/26 PM07 【印刷用へ
●現実(人々の下部意識)を否定or捨象する倒錯思考を止め、倒錯観念を捨てて現実(下部意識)を肯定的に対象化する。
●あくまで現実に立脚し(=現実を受け容れ)、決して現実を否定or捨象することなく、現実(可能性とその壁)を対象化する。

それは単なる現状維持の現実肯定ではない。現実を閉塞させている倒錯観念を全的に否定している。
それは、単なるプラス志向ではない。現実の不全(危機・閉塞)をも、全的に対象化している。

しかし、現実を受け容れながら、現実の不全(危機・閉塞)を対象化することが出来るか?
本源収束・社会収束の下部意識(潜在思念)に立脚して、その可能性を実現しようとすれば、既成観念や私権制度etc無数の壁が立ち塞がり、当然不全感も生起する。問題は、そこで不全→否定意識に囚われて終うか、脱却できるか。つまり、実現回路の強さの問題である。

そこで、実現上の壁(小不全)を前にして、それを捨象or否定し、思考停止して終うのは、決して現実直視の実現思考だからではなく、その逆である。即ち、実現回路が貧弱であるが故に、捨象or否定意識の内部に閉じ込められて終うからである。とりわけ不全にこだわるタイプは、いつもあれこれ考えている様に見えるが、実現思考から見れば、否定意識に囚われた倒錯思考は思考を停止しているのと同じである。

実現上の壁を突破するためには、現実直視⇒実現の構造認識が必要になる。実現派が実現上の壁を捨象して終わないのも、本源への大きな可能性を知っている(=明確に実現構造を認識している)が故に、その実現上の小さな壁は必ず突破できる筈だと確信しているからである。
そうして既に、『私権から本源へ』の可能性が見えた以上、後はその開かれた可能性を実現することだけ考えれば良い。

潜在思念の可能性認識⇒実現思考は、必然的に実現の為の現実対象の仕組みや実現基盤の解明に向かい、現実の構造認識を蓄積してゆく。
しかも、潜在思念の可能性認識が明確な実現構造の認識につながる度に、潜在思念の可能性認識が強くなり、実現回路も太くなってゆく。
従って、潜在思念の可能性認識⇒実現思考は、必然的に実現構造の体系を構築してゆく事になる。
 
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