試験・身分制度の根深い害
220979 社会における有能・無能とは
 
小西良明 ( 20代後半 会社員 ) 09/12/01 PM05 【印刷用へ
>エリートが使いものにならない(220682

エリート(高学歴者、官僚etc)批判は様々なところで耳にする。使い物にならない、すなわち「無能」であるという少々過激な表現まで飛び出しているようだ。実態としてこういう声が噴出しているということは、それだけ多くの人がそれを実感しているのだと思われる。

とはいえ、エリート層を対象にして「無能」呼ばわりできる人が世の中にどの程度いるだろうか?少なくとも、「勉強」に代表される何らかの点で高い能力を有しているはずだし、実際何でも器用にこなす人間もいる。
そして何より、一般的に「エリート=能力の高い人」というイメージが形成されているのも事実だろう。

ただし、これは「個人の能力」という観点で有能・無能を分けているから生じる発想だと気付いた。先日、ある経営者がこのようなことを仰っていた。

『自分のことしか考えていないのが無能
みんなのことを考えて追求するのが有能』

言われてみればそうだ。社会すなわち「みんな」の目線から見れば、例え何かを遂行する能力が高くても、それがみんなにとって役に立つものでなければ無能。むしろ、自分の欲求ばかり満たそうとするから周りにとっては有害だろう。

有能と無能を分かつもの、それは『周りのことを考えているか、自分のことしか考えていないか』である。
 
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