共認運動をどう実現してゆくか?
220195 社会の始まり
 
川井孝浩 HP ( 36 東京 設計 ) 09/11/21 AM02 【印刷用へ
若者達の集まりが、どうやら従来とはだいぶ変わってきている。

例えば、大学のサークル。

活気があるのは、ダンスサークル。どこもかしこも、本気で踊っている。
非常にストイックなように見えるが、充足度も高そう。

まるで、始原人類の歩行訓練の一貫でもあった「まつり場」そのものだ。
体感共認という、深い共認充足の一つの様式が、収束不全からの突破口としての流れを生み出している事例であろう。

また、今日のサロンに参加された学生は、まだ2年生であるが「就職活動支援サークル」を立ち上げている。目先の不況感を感じ取り、このままではヤバイ、どーする?という危機共認が、集まりを形成している。

一見、焦りの顕在化でもあるが、この動きにはもっと深いものがありそうだ。

私権時代の就職活動は、受験⇒就職と一貫して私権獲得への道であり、周りに関係なく自分が内定を取れれば良い、という世界であった。内定が決まれば、それが市場社会の枠組みにおいて上から何番目の企業であるか?だけが関心事。

しかし、今やそんなものは通用しない。流行の業界は必ず廃れる。しかも、予想以上に短期間に。いずれ訪れるであろう、市場構造(ドル一極支配体制)の崩壊をも予測させるこの状況下において、一人ではどうにもならない事態である事を、明確に若者達が認識し始めているのだ。

先のダンスサークルの活況とはまた様相は異なるが、いずれもイメージされるのは『源初の社会』だ。既存の枠組みには可能性が感じられない。だからこそ、自分達で集まって、ゼロから場の構築を試みる。

当然、集まったからには、次は答えの探索(認識収束)へと進んでいく。

なるほど、認識収束という流れは、既存の枠組みからでは無く、新しい場の構築から生まれる流れなんだ!
 
  List
  この記事は 32085 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_220195
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp