素人による創造
219596 宗教も自由も「学問」も非現実=虚構であることで、無限の主義主張を生みだす
 
庄恵三 ( 60代 神奈川 営業 ) 09/11/13 PM11 【印刷用へ
<この倒錯観念が人々を強く収束させた支配観念となった以上、現実の私権闘争や身分確保の為には、この倒錯観念を巧みに操って己の私益を正当化した方が有利である>
<かくして、主張や説得や議論が(統合階級を中心に)不可欠になる。
>7245

中世ヨーロッパでは神学論争の一つとして、「三位一体」説を巡る議論が4世紀ごろキリスト教学世界をにぎわした。
「三位一体説」とは「父と子と聖霊が一体(唯一の神)であるとする教理で、『「父なる神」と「ロゴス である子なるイエス・キリスト」と「聖霊」の3つが、皆尊さが等しく、神は固有の三つの位格(自立存在: 希 (hypostasis), 羅 (persona)でありながら、実体(希 (ousia), 羅 substantia)は同一であるという意味。』(???)リンク

そして「三位一体」であるという学派とそうでないという学派の熾烈な論争が起こり、ついには西暦325ローマ帝国皇帝コンスタンティヌス1世は公会議を召集して、決着をつけねばならなくなったそうです。

「無宗教」に近い日本人から見れば、殆ど「アホらしい」の一言ですが、どっこい日本人も、彼等を笑えない。例えば仏教世界では、仏様が如来、菩薩、明王、天部・・と続き、かつ如来だけでも釈迦如来から、薬師如来、阿弥陀如来・・・と数え切れないほどの仏様がそれぞれその由来を持ち存在を誇っている。

何故西も東も、こうも宗教が煩雑な教学経典をもつようになるのかと考えると、その理由はこのような宗教が冒頭の「倒錯観念」の典型であるからです。
宗教とは非現実世界を観念化したものですから、その理論は当然ながら「虚構」であることでもって成立している。つまりその理論は現実的には何の根拠も必要ないのです。
だから頭の中に浮かんだものを次から次ぎへと捏造しても、誰もその存在を否定できない。
しかもそれは「虚」の世界なので、いくらでもキャパがあることになり、無限に捏造が可能となる。

「自由」も「個人」も「博愛」も非現実=虚構であることから、必然的に無限の主義、主張を生み出し、留まるところをしらない。
同様に現実から遊離した「学問」の世界も同様です。
特に事実検証をあやふやにして、市場創設に走る最近のCO2温暖化説は今や「神学論争」的であり、大いに眉に唾して聞く必要があります。
 
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