暴走する悪徳エリートの所業
219011 マスコミの反社会的行為を暴く
 
橋口健一 HP ( 46 大阪 技術者 ) 09/11/06 AM02 【印刷用へ
>ほぼ無制限とも云える「報道の自由」を武器にして、報道機関は強大な世論形成力を獲得してきたが、近年、報道機関はしばしば国家権力や資本権力のような強大な力を持っていない一企業や一市民を標的として、その強大な世論形成力を行使し、攻撃するようになってきた。(152310

報道機関は、ある情報を送り手から受け手へと伝達する中間に位置する機関である。ここでは、情報源に対して配慮せざるを得ないという点と客観報道が可能なのか?という2つの問題点がある。情報源が国家や大企業(広告主)であれば情報主に不利な報道はできない。又、編集権が有る以上、恣意的な報道しない自由も含めて主観的判断の無い客観報道は困難である。このように、報道機関は構造的欠陥を孕んだ存在であるにも係らず「報道の自由」が認められている、極めて特異な業種であることを先ず認識したい。

疑問点は、近年、強大な力を持っていない一般企業や一般市民を標的にするようになったのは何故か?マスコミが暴走するのは何故か?である。

近年のマスコミにかかる圧力変化として、マスコミ離れの影響が考えられる。発行部数や視聴率の低下である。よく、ポジティブな報道よりもネガティブな報道の方が売れると聞く。記者が良い記事をいくら書いても売り上げには貢献しない。又、良い記事は読者の日常生活には直接影響を及ぼさないため注目されにくい。注目されるためには、それこそ読者の生存本能を刺激するような生死に関わるネタや対象が壊滅的な打撃を被る記事に偏向しがちである。

売れないので注目される偏向記事や捏造が横行する。さらに、経費削減で取材の手抜きや追及不足も手伝って報道内容が劣化し、益々読者離れが加速するという負の連鎖に陥る。今後も広告収入の激減によってこの流れは続くだろう。私企業であるマスコミの宿命である。一般の企業であれば客から見放されたら倒産する筈だ。しかし、情報を独占するマスコミの暴走は止む気配がない。一般企業や一般市民を貶めて何のメリットがあるのか。他に何か決定的な欠陥がありそうだ。

マスコミが第1権力者にのし上って久しい。そして、情報を垂れ流すという役割は古来から変わっていない。しかし、マスコミが新しい物を生み出すことがあっただろうか。全ては第三者からの情報という借り物である。借り物をありのまま報道してくれればまだ良いが、その中に主観が入れば最悪である。主観の中身はその時代の前衛的といわれる近代思想ではないのか。マスコミ人の特徴でもある。これらを絶対不可侵の正義と観念すれば、どんな対象にも悪のレッテルを貼ることが可能になる。それこそ標的の選択は自由なのだ。これほど身勝手で恐ろしく犯罪的なことはない。

従って、近代思想の欺瞞性を明らかにすることとマスコミの反社会的行為を暴くこととは同義であり、マスコミの存在基盤を根底から覆すことになる。
 
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