現代意識潮流を探る
218918 私権の衰弱によって大学が身分序列の頂点に君臨したのは、なんで?
 
谷光美紀 ( 30代 愛媛 経理 ) 09/11/04 PM08 【印刷用へ
>にも拘らず、私権の衰弱によって社会的な身分序列の頂点に君臨することになった大学の体制化とそれによる肯定派の増大によって、徒らに対象の細分化が進行し、ますます基本構造の見直しが捨象されて、誤った「基本認識」を生き永らえさせる事になった。18718

この部分を、直近のなんでや劇場で展開された新認識である【国家私権】と【偽ニッチ構造】で考えると、スッキリしました!

'70年に貧困が消滅して、まず国家私権が崩壊していきます。確かに'70年以前の学者は、国家プロジェクトにかかわるような研究をしていたり、研究によって国家を繁栄させたい!という意識を持っていた。しかし貧困が消滅すると、国家のためになるかはどうでもよく、自分のしたい研究をしたい!そのために予算を取るというような学者が増えたんだそうです。
国家、企業(ここでは大学)、家庭が三位一体の国家私権が崩れて、企業(大学)私権へ移行したことが大学の体制化を整えたのではないでしょうか。

一方、普通の大衆は私権の衰弱から無思想無関心に陥り、潜在思念の実践模索へ向かっていきます。「大学は就職するまでのモラトリアム期間」「遊ぶために大学に行く」というのは、まさにその表れかもしれません。そうして既成の誤った構造認識が生き永らえるわけですが、、なんら答えを出せない構造認識に大衆はうんざりしていくわけです。
しかし、統合階級たちは、否定と自我に囚われているがゆえにますます既成の構造認識から脱却できず、誤った構造観念を垂れ流し、狭い学会世界etcの統合階級世界で権威化されていきます。そしてついに構造認識は特権階級の商売道具(飯の種)に成り下がってしまった。

ですので貧困が消滅して以降の大学の権威化もまた、大衆が無関心であるがゆえに成立する、偽ニッチ構造だったのではないでしょうか。
 
  List
  この記事は 18718 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_218918
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
219340 選挙失職がない特権階級・学者をどうする レオンロザ 09/11/10 AM08

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp