日本人と縄文体質
218864 貴族社会と氏族社会〜自我収束と共認収束の階層意識の違い〜
 
匿名希望 09/11/04 AM00 【印刷用へ
社会の階層意識とは、序列意識。社会の身分ヒエラルキー構造ともいえますが、西洋と東洋において、方や貴族階級に見られるように強固に現在まで維持され、方や一億層中流階級という言葉に代表されるように、ほとんど序列・階層が意識されないという認識の違いを生み出したのはどうしてでしょうか?

序列を強固にしなければならない社会は、人々の意識が個々にばらばらで、共有できないが故の強制的な力が必要な状況が見て取れます。ばらばらなのは、人々がお互いに認め合えないという現実がみて取れますが、それでは、集団や国家として秩序維持できなくなくなるので、現実には、認め合うあえないという状況から、頭の中だけでもいいので、フィクション(架空)を作り出し、そこに収束することで、社会をまとめようとすることなってしまいます。

この人々が疑心暗鬼に陥った理由は、肥沃といえない西洋の土地柄における環境変化による食糧危機に発端にした、度重なる掠奪、殺戮、戦争、収奪、皆殺しです。この無秩序状態で、安定を求めた人々は、強い者(支配者)につくか(=序列への依存)、架空観念(キリスト教等)へと収束せざるを得ない状況を作り出しました。その後、支配者と架空観念を結びつき、中世という時代が登場します。西洋ではその秩序を維持すべく、序列に収束して、この階層意識を維持せざるを得ない状況をいままで作り上げてきたのではないか?と思います。それが、西欧の貴族社会なのだと思います。

東洋では、このような歴史体験が乏しいが故に、ともに共有し認め合い序列意識に頼らない集団間や人々の関係を作り上げたといってもいいでしょう。それが、氏族共同体社会であると思われます。

同じ人間でありながら、圧力状況とその歴史により、まったく方向性の異なる意識状況が生み出されました。それは、ともに求め合い充足を求め秩序形成したか、自我から行き場のない充足を架空観念と序列に求め秩序形成したかの違いであるように思います。
 
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