否定脳(旧観念)からの脱却
218722 『核兵器』の虚構(2)…広島・長崎原爆は『不発弾』だった?
 
原賀隆一 HP ( 59 熊本市 デザイン自営 ) 09/11/01 PM08 【印刷用へ
(1)の続き
■核分裂を利用したのが核兵器だが、「核融合」とも言われ、ウラン、トリウム、プルトニウムのような重い原子核が、二つ以上の原子核に分裂することを言う。◆核分裂の時に放出される莫大なエネルギーを利用して原子力が開発された。

■ウラン233やプルトニウム239の原子核は中性子を吸収する核分裂性物質で、その時エネルギーとともに新しい中性子が飛び出してきて、さらなる核分裂の連鎖反応を生じさせることが出来る。そこで、一定量の核分裂性物質を凝縮する状態を「臨界」といい、「臨界量」は核分裂性物質が連鎖反応を行うため「最小必要量」がある。
◆原子爆弾の構造上、最も重要なのは「臨界量」と「原子核反応の速さ」である。簡単に言えば、バレーボールほどの大きさの球体になった『核物質』を、周りに詰めた火薬などの爆発を使って、瞬間的にテニスボールぐらいに圧縮すると、いわゆる『臨界』に達するのである。そこで核分裂が起こり、強烈なエネルギーが飛び出すと言う仕組みが、原子(核)爆弾である。
◆分裂性物質の原子核1個の分裂に要する時間は、10の−8乗秒といわれ、原爆の全反応は80世代くらいかかるので、全連鎖反応が終わるのは、約10−5乗 秒といわれる。
■要するに0.00000000…秒の瞬間的時間で臨界量に運ばなければならない。
核融合の終る時間が究めて短いので、「広島型」では、二つに分けた核物質を短い時間で臨界量に圧縮しなければならなかった。そのため左右の大きな力(タンバー)で二つのウラン235を押してやるため「火薬(TNTなど)」を使用するしか方法がない。従って、原子(核)兵器のトリガー(引き金)は必ず大量の火薬が必要となる。
だから、北朝鮮の核実験?にしても、他の国にしても、仮に「地下・海底核実験をした」としても、そのとき使用されるTNT火薬数トンだけで、ものすごい爆破(破壊力)と、当然巨大な「キノコ雲」も起きる。

■私が子供の頃でも、黒色火薬百g程を地面におき、導火線で爆発させて遊んでいましたが、二メートル近くのきれいな?キノコ雲が出来、それを見るのが楽しくて何度も爆発させていたほどです。カーバイト爆弾なら、わずか50gほどを肉厚の孟宗竹に入れ、水をかけ発生したアセチレンガスに導火線で火をつけると、一体に轟くほどの爆発音とともに孟宗竹が炸裂した。

■「広島型原爆」では、核臨界にするため約4トン近くのTNT火薬を詰めていた。それが地上500メートルほどで爆発したのだから、核はなくとも1キロ四方は確実に強烈な熱戦と爆風に晒されたはずだ。
結局、圧縮時間が少しでも遅れると、完全臨界に達しないうちに反応が始まり、出たエネルギーで自然の形を崩し、不完全爆破となる。これを核の「立ち消え」という。要するに「広島型」では、核分裂連鎖反応は『約1%』に過ぎなかったことが、後のアメリカの調査で判明している。
 
 しかし、日本では誰も、いわゆる「不発弾?」だとは公表しない。それよりかえって実際より数段もの「核の恐怖」を煽り続けてきた。なぜなら「日本が戦争をやめないから落とされた」と、自虐するためにも、また「アメリカは恐いから二度と刃向かってはならない」という洗脳に利用したのである。(戦後政府が)

◆もちろん約25万人(長崎も含み)の被災者の方々には心からご冥福を祈りますが、「核」の被害は少なかったのだ。Bー29の大型飛行機でやっと乗るほどの「火薬弾」(実験用)を落とし、対ソ連などへの、アメリカの力を誇示するため犠牲になられたのが悔しくてならない。(実際は、放射能ではなく通常爆薬の熱射による被害が多かったのである)

そして、今も、今度は「北朝鮮が核を持っている?から、日本も核武装しなければならない」という意見まで飛び出す始末です。
◆私は、人類はまだパーフェクトな核兵器(ミサイル搭載)を作れないと、確信している。あくまで戦争ビジネスである。

 だから、それが私ごときの人間さえおかしいと思うのだから、オバマ大統領もさっさとバレル前に?核削減を言い出したのではないだろうか?
すると、『ノーベル賞』。
 ノーベルが発明したのは『ダイナマイト』(通常火薬)で、それで稼いだ巨額の富から与えるのがノーベル賞だから、それを超えるような(ウソの)新兵器があってはならないのだろう。
 
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