私権で統合された社会は、身分序列によってしか統合されない。
結果、一部の私権強者だけが特権を手にし、一方では生きていく事すらままならない社会的弱者を生み出す構造となる。
即ち、少数派が特権を握り、大多数を支配する為に無数の騙しが散りばめられる事(マスコミによる共認支配)に成ると共に、最下層では絶えず否定のエネルギーが増幅されていく仕組みとなる。
しかし、人類社会は観念の共認によってのみ、統合される。
とすれば、騙しの限界・権力の腐敗と敗退が必然構造であるだけでなく、事実の共認は最終的には多数派によって決まるのが世の常。そして、私権統合は必ず少数派を生み出す、という構造事態が統合限界を齎す欠陥構造であるとも言える。
現在、少数派である特権階級及び下層階級の暴走が社会秩序の崩壊を齎す危険性が危惧されるが、それは行き場を失った私権亡者の最後の悪足掻きに過ぎない。
事実の共認を羅針盤とすれば、必ず『みんなで導く共認原理』への道は開かれる! |
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