素人による創造
217906 現実の場面で必要な能力を養う勉強方法とは?
 
安藤広海 ( 30 埼玉 会社員 ) 09/10/23 AM08 【印刷用へ
>試験制度では、設問も、答えも、予め用意されている。つまり、問題も、正解も、所与のものである。出題、設問の元になる根拠は、絶対的なものである事が大前提である。なぜならば、問題の根拠があやふやでは、試験制度そのものが成り立たないからである。(214664)

◆試験制度の弊害の一つは、合格に必要な知識や能力が、現実の役に立たないことである。
または、予め答えまで用意されている設問を解くという方法が、過去の設問を分析し、暗記したり、パターンを把握するといった短絡的な思考方法を生んでしまっていることである。

確かにこのようなやり方で試験に合格することもできるが、すぐに忘れたり、実際の仕事の場面で役に立つということは稀である。

では、現実で役に立つ能力とは何か?

◆結論から言うと、現実の仕事場面で必要な能力は、「今、何が求められているのか?」という【課題を抽出する力】である。

実際に事務作業でも、営業でも、モノづくりの場面でも、成果物を作成する前に、どれだけ課題を把握し、整理することができたかが、その成果の質とスピードを規定することは誰もが納得するところだろう。

また、意識生産・共認社会の中では、【(これまで誰もが気付きもしなかった)課題を生み出す力】と言っても良いかもしれない。
そして、新しく見出した課題を一人で解決するのではなく、【誰かに伝えて、成果をお互いに共有するための能力(=共認形成力)】こそが現在求められているのだと思う。

◆だから、『問題文をひたすら一人で解く』というのではなく『問題文(課題)を作り、誰かに答えてもらう』という発想が必要ではないだろうか。

この方法は、問題文を考える過程で、
「相手に何を知って欲しいか、そのためにはどの例題を出したらいいのだろうか?」と課題を考え、整理する絶好の訓練になるし、

解答を示し、相手に納得してもらう過程で、
「参考書にこう書いてあるから、では不十分だから、なんでこの答えが得られるのか?を相手に伝えていこう」という追求力と共認形成力を養うことができると思う。

ディティールは試験内容によるが、このようにしてお互いに問題文を出し合うという方法が、現在適していると思う。
 
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