現代意識潮流を探る
217441 新たな統合原理への大きな課題
 
JUST-IDEA 09/10/17 PM03 【印刷用へ
>団塊世代以降の特権階級は、肉体的欠乏に発する本当の目的意識を持ち合わせていない。213827 

貧困の残る社会で子供時代を生きた世代は、自身だけでなく、周りの大人達や地域の苦労を感じ取りながら、成長していったのではないかと思う。そして貧困状況は、社会のどこにでも存在していたため、一人だけでは決して解決できないことも、理解されていたのではないだろうか。

社会に出たら、みんなのために役立ちたい。少しでも世の中を良くしたい。そしてそれは、みんなを巻き込むことでしか実現しない。そのような大きな志が、先人達の偉業へとつながったのだと思う。

一方、試験制度発の目的意識は、自分の私権獲得のみであり、とても小さな意識である。また加えるなら、貧困消滅後の試験制度では、自分一人で完結(実現)できるため、「みんな」という感性を貧弱にさせる。このような試験競争に収束した特権階級が、社会を動かすのは、危険である。

貧困に変わる、みんな欠乏=期待=課題の表出(実際にはたくさんあるが浸透していない)が、彼ら特権階級への圧力になると同時に、次代をつくる子供達へのメッセージともなる。それは、新たな統合原理への転換において、大きな課題であると認識した。
 
  List
  この記事は 213827 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_217441
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp