私権原理から共認原理への大転換
217336 経済破局が来ても私権収束には反転しない
 
雪竹恭一 ( 47 大阪 営業 ) 09/10/16 AM08 【印刷用へ
>何より、来たる経済破局において、’70年以来の充足→安定の潮流が、否定と破壊に反転すれば、社会は壊滅する。それでは、方向が逆である。我々はあくまでも充足発の共認収束の潮流に乗って、実現策を提起し続けるべきであろう。リンク

経済破局が来ると、生存圧力が直撃されるため、再び人々は私権収束し、私権闘争(それによる暴動や略奪など)が激化するのではないか?という疑問がよく出るが、果たしてそうなるのだろうか?

おそらく、そうはならない。貧困の時代に私権収束していった人々の意識と豊かさが実現されて共認収束をした人々の意識とでは構造が違う。

貧困の時代に私権収束していった人々にとっては、私権の獲得こそが生きる目標(最先端の可能性の実現)であり、共認充足を求める意識よりも私権追求の意識の方が強かった。だから、生存圧力が直撃されると、多くの人は他人を押しのけてでも己の私権を確保しようとした。

それに対して、豊かさが実現されて共認収束をした人々の意識では、共認充足こそが生きる目標(最先端の可能性の実現)となっており、共認充足を求める意識の方が私権追求をする意識よりも強い。

つまり、「共認充足<私権追求」から「共認充足>私権追求」へと人々の意識構造が変化しているわけだが、そのような意識状況下では、経済破局が来て生存圧力が直撃されても、己の私権を確保するという意識よりもみんなでどうにかしようという共認収束の意識の方が強く生起するだろう。

勿論悪あがきをする私権派もいるだろうが、多くの人は私権闘争をしても突破口にならない(それでは社会は統合できない)ということを感じており、社会秩序が混乱してゆけばゆくほど、みんなで助け合う(或いは節約する)という方向に可能性を求めてゆくだろう。

(経済破局がどれだけ長期化・深刻化するかにもよるかも知れないが)実際、貧困の時代とは比べ物にならないくらい住む家も着るものも余っており、食料だって(肉食のような贅沢をしなければ)十分自給できる基盤はある。みんなで助け合うという共認が成立すれば、今更私権闘争に血道を上げる必要はなく、それによる暴動や略奪などの拡大も防げるはずだ。

既にみんなで助け合って生き延びる基盤は用意されており、必要なのは共認収束を導く新たな観念だけだろう。
 
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