日本を守るのに、右も左もない
216963 現実と闘って生きるための生々しい事実の認識。
 
田村正道 ( 47 京都 建築士 ) 09/10/11 AM08 【印刷用へ
>本能生物の世界・・・新たな環境に適応すべく生み出された最先端機能の下に旧機能が収束して、全体が再統合される。

>共認動物の世界・・・生存圧力から同類圧力へと外圧(or状況)が変わる時、新しい状況に適応すべく生み出された最先端の意識(主に欠乏)の下に古い意識(主に欠乏)が収束して、全体が再統合される。

>人々の意識(欠乏)と闘争が作り出す『現実』・・・最先端の新しい現実の下に古い現実が収束して、全体が再統合される。
(msg: 35729)『超国家・超市場論30 実現の論理』


この記事で、これまでの生物史や歴史を見る目が全く変わった。

生物史や歴史では、「ある出来事が起きたからこうなった」と認識してきた。
例えば
「魚は肺が出来たから地上に上がれるようになった。」
「気候が寒くなったから体毛ができた」
「人類は2足歩行できたから頭を大きくする事ができた。」
「農業が発明されたから文明ができた。」
という具合で、
ある「要因」から「結果」として新しいものができたという「因果関係の説明」であり、それはそれでなんとなくわかったような感じには、なる。

しかし、ここで提起されているのはそうではない。

まず、新しい機能や種、あるいはあたらしい社会が生まれるのは、因果関係だけで説明できるものではないという事だ。
簡単に考えても、
魚が肺の機能を持ったとしてもそれで陸にあがるとはいえないし、
気候が寒くなってもそれだけでは体毛は生えてはこない。

さらに、魚が肺という機能を、人類が農業を発明したとして、それだけで新しい状況になるわけではない。地上生物は肺だけではなく、生殖や骨格などそれまでもっていた全ての機能を地上適応にために組み替えているし、人類の文明も婚姻制や私有意識などかなり深い部分をふくめて再統合されている。

実際、生物や人類は、環境変化と格闘し、新しい機能に全身で収束して初めて大きな変化を遂げてきた。それが生々しい生物史であり歴史である
これまでの「因果関係の説明」は、こうした現実世界を知らず、説明のためだけに語られてきた虚構ではなかったか?

こうして生物と歴史を見直せば、

●外圧の変化⇒それを突破する最先端機能に収束し、過去の機能が再統合される。
という事実が見えてくる。

これは過去、そして大きな変化が起きている「現実」と格闘して生きるための極めて重要な基礎認識である。
 
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