日本を守るのに、右も左もない
216854 「認識形成の場」が市場と国家を超える 
 
星埜洋 ( 50 東京 企画 ) 09/10/09 PM11 【印刷用へ
>その際、最先端の機能or意識or闘争は、常に古い機能or意識or闘争によって構成された古い現実世界の真っ只中に登場する。それが、真に最先端の適応機能(or意識)ならば、当然、古い機能(or意識)を自らの下に収束させてゆく。むしろ、最先端の適応機能(or意識)は、古い現実世界の真っ只中で古い機能群(or意識群)を収束させてゆくことによってのみ、それが最先端機能であることを証明してゆくのである。35729

最先端機能を外圧適応の要となる仕組みと考えると、私権社会の最先端機能は「国家」であった。私権社会を身分序列で統合するのが国家の役割である。しかし、固定身分制の間隙を縫って市場がはびこってきた、資本主義が興隆してくると、「国家」に代わって市場が最先端機能になる。しかし市場は拡大再生産によってしか生き伸びられないため、豊かさ実現で拡大限界を迎えると、国家が市場の延命装置になる。

そして現在は、市場も国家も社会を統合できず、共倒れのピンチにある。人々の欠乏の対象はものから認識=答えに移行しており、そうなれば「認識形成の場」が社会を統合する先端機能になる。

初めての民主党政権に国民が多少なりとも明るさを感じるとすれば民主党が自民党の後を追わず、「認識形成」を統合の重要な要素と考えているからではないだろうか?一方自民党が今までの権力にすがるならもう可能性はない。もし、政治が「認識形成の場」が国の道程を示すものと理解するならば、国会の仕組みも、法制度も官僚体制も新たな認識の下に再統合されるのだが・・・
 
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