学者とマスコミはグルで頭脳支配
216488 一体どなたと戦っているのですか。
 
せいん ( 50 ) 09/10/05 AM02 【印刷用へ
実に簡単。マスコミや官僚や学者に対して大層不満があるようだが、形骸化した観念にしがみついていると揶揄しておきながら、それらの存在に対して問題を指摘している滑稽さを理解してらっしゃるのだろうか。

例えば自分はリンゴが欲しい。しかし目の前にあるのはリンゴの模型のみである。この時、リンゴの模型をここがこうなっていないからリンゴではない、だからここがこうなっていればリンゴである、と指摘する。本物のリンゴが欲しいのならば、まずはどうやって手に入れるかを述べるのが論理の筋である。手に入れる方法は買っても、採っても、育ててもとにかく獲得できればいい。

しかし手順を経て、実際に手に入れられた肝心のリンゴを食べるのか、保存するのか、はたまた誰かに贈るのか。根本的な問題にぶつかり、どうしていいかわからなくなる。一体何のためにリンゴが欲しかったのだろうか。これは重大な動機の欠如である。

新しい観念を作る土壌が必要だと考え、特権階級という模型を見て、問題点を次々に指摘するが、それはもはや利権の為の観念を利用する者たちであり、これを否定、または肯定する作業が問題の本質ではない。

仮にこの試みが成功し、そのような自由な土壌を得たとしても先の例と同様、「どういう議論をするか」という至極簡単であるが、根幹を揺るがす問題にぶつかり早々に意義を失くすだろう。それは再び観念の弱体化を招くことになる。

満足できない現状を否定したとしても真の問題が見えてくるわけではない。貴方が為さっていることは、自分とその周りがしがみつくための動機なき目的へ誘導することである。仮想敵を作り「特急階級を許すな」とする形骸化した観念の創造、誘導。否定していた行為そのものだと反省するのが正しい姿勢であると考える。

問題を直視せず、ただ特権階級を潰して土壌を獲得できればいいとの欲望は、卑しく見苦しい子供の弁であると共に、誠に浅薄であると言わざると得ない。

必要なのは下らない弾圧などではなく、有意義な説、議論だけである。
 
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216502 その投稿も、否定だけでは? 匿名希望 09/10/05 AM10
216494 観念は形骸化しても特権や制度は残存している 匿名_希望 09/10/05 AM06

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