学者とマスコミはグルで頭脳支配
216414 「自由市場」は架空観念
 
雪竹恭一 ( 47 大阪 営業 ) 09/10/04 AM00 【印刷用へ
「自由市場」というのは、経済を考えるうえでの架空のモデルにしかすぎない。

例えば、経済の教科書では、価格の決定メカニズムを分析する時に、需要曲線と供給曲線の交点で価格が決まると教えられるが、その分析の前提になっているのが「自由市場」というモデルである。

このモデルにはさらにいくつかの前提があるが、例えば、不特定多数の消費者と生産者が存在すること、その消費者・生産者が公正で自由な取引をすることが保証されていること、彼らが合理的な(フェアーな)行動をすること等が前提になっている。

しかし、現実にはそのような前提条件を満たす市場はほとんんど存在しない。(あるとしても、ごく限られた範囲だけである。)

現実には、消費者はたくさんいるが生産者は少ししか存在しなかったり(独占や寡占)、生産者(又は消費者)に有利な規制があったり、隙あらば騙そうとする輩が多かったりするわけで、邪心にもとづく収奪や騙しが支配する世界が市場の現実の姿である。

実際、市場でのウマミを獲得するのは、たいがいが資本力のある方(金貸し)であり、市場メカニズムを通じて、適正に価格が調整され、資源や富が適正に配分されるということはない。だから、著しい富の偏在(格差)やそれによる恐慌(供給>需要)などが繰り返し起こる。(アダムスミスの「神の見えざる手」によって自然と調節されるというのは幻想である。)

「自由市場」は架空観念であり、現実には国家によって人工的に制御された市場しか存在しないという現実を直視しなければ、新たな経済の仕組みを考える可能性は開けないだろう。
 
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217055 エンジンを失った自由市場 大森義也 09/10/12 AM08
『経済学って、本当に正しいの?』 1 「金貸しは、国家を相手に金を貸す」 09/10/04 PM04

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