実現論を塗り重ねてゆく
216023 市場拡大の歴史=観念が倒錯していく歴史
 
匿名希望 ( 39 ) 09/09/28 PM11 【印刷用へ
市場社会に移行するにつれ、統合原理が序列原理から交換原理に変わる。
それに伴い、完結した単一集団が立体的に積み上げられた社会構造から、多様な集団が交錯する社会構造に変化する。
結果、顔の見える範囲では機能する、規範観念や価値観念での統合が無効になり、超越思考や事実追求に基ずく構造観念の必要が高まる。

とここまでは、新たな社会構造に適応すべく対象を広げていく方向で思考している意味で、観念は健全に進化していたようにも見える。

しかし、市場(私権獲得の可能性)が拡大していくとは、裏返せば、共認充足の基盤が解体されることであり、共認非充足→否定視の拡大を生み出していく。

つまり、市場拡大過程で生み出される観念群は、常に否定意識を下敷きにされた状態で共認されていくことになる。

従って、市場が拡大してきた歴史は、観念の倒錯度が拡大してきた歴史であるとも言えそうだ。

であるとすれば、現在の市場が縮小・崩壊していく過程は、倒錯した観念との決別の契機であり、新たな観念が必要とされる時代を迎えた。と見ることができそうだ。
 
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