経済破局は来るのか?
215647 アメリカで拡大する武装市民団「ミリシア」
 
井上宏 ( 40代 新潟 建築コンサル ) 09/09/23 PM09 【印刷用へ
アメリカでの白人人口比率の低下、そして昨年からの金融危機、黒人大統領の誕生を契機に、武装市民団「ミリシア」の存在感が高まっている。

>アメリカの国土安全保障省が国内の右派過激主義団体のメンバーが増加していることを捜査当局に警告したと言われます。
もともと、アメリカには憲法修正第2項に明記されている民兵(ミリシア)が存在・・・・。(中略) しかし、州兵とはまったく関係なく、武装する人々が「ミリシア」を名乗り、これは「市民ミリシア」と呼ばれてきました。1995年に起きたオクラホマシティー連邦ビル爆破事件(168人死亡)の容疑者であるティモシー・マクベイは退役軍人であり、市民ミリシアのひとりとして考えられています。また、伝統的な差別主義の団体であるKKKや、新興宗教の団体ば武装していて、これも市民ミリシアの一種と考えられます。以上 リンク より

>ミリシアが拡大の兆しを見せたのは、1980年代半ば、連邦政府が農業政策の一環でオクラホマの農家に農地の拡張を勧めたのがきっかけだった。
>この時、連邦政府の甘い言葉に従い、連邦政府の提供するローンで多くの農民が土地を購入した。しかし、その後農産物の相場が暴落、作柄も不作で、農民たちのローンの払いは滞ってしまった。これに対し連邦政府は農民の土地を取り上げるというひどい仕打ちに出た。
>このニュースで、中西部の農民の連邦政府に対する不信は一挙に拡大した。こうした反連邦政府感情に、アイデンティティ派の牧師の教える終末思想が結び付いたクリスチャン集団が相次いで地方に誕生した。これがミリシアである。そんな訳で、ミリシアには農民を中心とする地方の組織が多い。そして、1993年の「ブランチ・デビディアン事件」で連邦政府に対する地方の白人たちの不信感はさらに増大、ミリシアの勢力は一気の拡大を見せる。リンク より

>同時に、いくつかのグループは、アメリカの経済的、社会的問題の原因を、ウォール街の資本家の存在の中に見出し、貧困対策に取り組み、階級格差を縮めるよう求めている人々もいます。こうしたことから、ミリシアは、大部分が保守派や国粋主義の色を帯びるようになっています。
リンク より

★問題は彼らが徹底的な武装をしていること
>彼らの武器は何万丁という銃はもちろん、AK−47といったマシンガン、大量のダイナマイト等の爆弾と物凄い。・・・・・ミリシアは老人から子供に至るまで全員が銃で武装しており、その彼らは独自の軍事訓練を行ない、武装的には準軍隊並みのところもある。リンク より

以上のようにアメリカの連邦政府への不満、経済格差、非白人の拡大を契機にアメリカの武装団体が不気味に拡大している。農民が既に武装化していることも驚きです。経済破綻の際彼らが各地で割拠することは必至です。


●関連記事
アメリカでのミリシアの拡大
リンク
アメリカでくすぶる白人至上主義勢力の実態
リンク
さまよえる2億挺の銃
リンク
 
  List
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_215647
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp