現代意識潮流を探る
215365 今まで「自由市場」だったのか?
 
猪飼野 ( 50歳代 東京 営業 ) 09/09/19 AM00 【印刷用へ
昨年のリーマンショック以降、世界先進国の豹変にはあきれる。
が、おかげで彼らの腹の内が見えてしまった。

◆先進各国は、国家で紙幣を発行して、金融支援を中心にジャブジャブ資金投入している。
 つまりこれは、金融の国有化である。
・共産主義の管理経済は、あれほど批難して、自由市場を標榜しようと言っていたのに、本丸の銀行を国有化してしまうの?

◆グローバル化で押し付けてきた金融会計ルールも変更して時価評価によらなくても良いなどと言い出している。
・世界金融を広める為にといって、『グローバルスタンダード』をバブル崩壊期の日本の銀行に文句を付けていたのに、、、、。

◆アメリカが自国の企業保護のために中国製のタイヤの輸入制限を始めた。(‘09,8月)
・「世界貿易機関(WTO)」の主旨は、
自由貿易を推進する立場から、不当に高く設定された関税の引き下げを求めたり、輸入数量制限などの非関税障壁を取り除いたりすることを協議する。加盟国の協定違反に対し、経済的な制裁を課す。

「中国タイヤの輸入規制」を行ったアメリカは、制裁を加えられるのでしょうか?

WTOのこの都合の悪いルーツに対しては、きっと100年1回の経済不況化では仕方がない、と言うのだろう。

『おいおい、アメリカさん、それは無いぜ』です。

腕力がの強い『わがままなガキ大将』が、自分が勝てるようにルールを作り強要して勝ち続けていたのに、負けそうに成ると、理屈を付けてルールを変える、その様な感じに思えてきます。

この勝手な言い訳しながらの変更で、『このガキ大将』は、自分が勝つことしか考えていなかった!!という事が、誰もが分かったしまいました。

『自由経済』と呼んでいたのは、「アメリカが勝てる経済システム」ということだったのだ。
 
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