現代意識潮流を探る
215029 日本人の基点「勤勉」は、充足発の女原理
 
HAYABUSA ( 30代 東京 ) 09/09/15 AM03 【印刷用へ
最近、婚姻史や共同体社会のことを調べています。→リンク その中で思うのは、女性は「勤勉」だということです。
事例としては、自然豊かな(=自然外圧が低い)東南アジアでは多分にもれず女性がよく働きます。一方、男性はのんびり・ブラブラしている。

これがあらわしているのは、
闘争存在である男性は、闘争課題があるとがんばるものの、闘争圧力がなくなると途端に「怠ける」ということ。外圧依存型の闘争性や勤勉性はもっているものの、何もない時には怠けがちなのがオスという生物なのでしょう。

一方、女性は外圧が高い場合は当然のこと、外圧が低い状態でも勤勉さを失わない。東南アジアの事例は、男性の怠け者ぶりが顕著であるため、女性の働き者ぶりが相対的に際立っているだけとみなせます。メスは基本的に勤勉な生物なのでしょう。

では、なぜ女性が勤勉なのか?
それは、充足・安定存在ゆえであると考えます。

子育て、炊事、掃除、縫い物・・・身近な周りの充足のために日夜勤勉に働くのが女性=お母さんの姿だったりします。どんな家でも女性=お母さんの勤勉さがなければ、日常的な充足・安定は維持できません。
これを逆に見れば、女性は身近な皆の充足・安定のために働いてくれているということです。自分の勤勉さが、皆の充足・安定につながるとわかるうえ、主体的に動いていけば、皆の充足・安定を高める課題(期待)は無数にかつ常に存在します。したがって、永続的に勤勉さが持続するということでしょう。

このように考えると、「勤勉」は女原理なのだと思います。
特に、我々日本人が考える勤勉さは、この女原理発の勤勉さに根ざしているでしょう。

充足・安定を尊ぶ縄文体質とは、すなわち女原理。女原理で動いてきた我々日本人にとって、女性の勤勉さは肯定・感謝の対象であり同化対象です。そこを基点に、男性にとっての労働=闘争も認識して価値を見出していったのが日本人なのだと思います。(労働=闘争を男原理と直結させて理解する欧米人にとって、ここは理解しにくいでしょう)

今後、充足発の実現方針を出していくのは、男原理の闘争過程ですが、たゆまぬ努力の源泉である勤勉さは、女原理の勤勉さであると思います。
この勤勉さが、充足発の闘争を実現する日本人的基点になると思えてきました。
 
  List
  この記事は 213992 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_215029
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
233314 女性の勤勉性は女性が常に充足できるために生まれた 新川啓一 10/06/16 PM08
233308 日本人は勤勉ではない?!・・・【その4】「労働の讃美は、近代に於ける最も悪しき趣味の一つである」 火中の栗 10/06/16 PM06
233307 日本人は勤勉ではない?!・・・【その3】江戸時代、日本人はフリーターだった 火中の栗 10/06/16 PM06
233303 日本人は勤勉ではない?!・・・【その2】西洋から押し付けられた「働かざる者、食うべからず」という観念 火中の栗 10/06/16 PM03
233302 日本人は勤勉ではない?!・・・【その1】頑張りスパイラルの恐怖 火中の栗 10/06/16 PM03
229754 縄文体質の女って?今もいるの? 中村淳子 10/04/08 AM02
【年末年始特集】シリーズダイジェスト『縄文から流れる日本人の本源性の中身とは?』 「縄文と古代文明を探求しよう!」 10/01/02 PM01
本格追求シリーズ1 人類の”性”の本質を探る<人類にとって性とは?(2) 極限時代の人類の性(前半)> 「共同体社会と人類婚姻史」 09/10/21 PM08
217664 リクルートの女性力 会社の「空気」は女で決まる!〜みんながここで働きたいと願い、みんなが成果を出せる「会社の空気」をつくること〜 近藤文人 09/10/20 AM04
日本人の基点「勤勉」は、充足発の女原理 「共同体社会と人類婚姻史」 09/10/03 PM00
縄文から流れる日本人の本源性の中身とは?−1 「縄文と古代文明を探求しよう!」 09/10/03 AM04
216216 採集・農耕の生産基盤が培ってきた女の安定・充足基盤と日本人の勤勉性 ちわわ 09/10/01 PM05
216189 変異存在たる男は、外圧に応じて働く 佐藤晴彦 09/10/01 AM03
216183 認識力は「勤勉」さが必要 R 09/10/01 AM02
216155 充足・安定を高める課題(期待)は無数にかつ常に存在する ヨネ 09/09/30 PM07
216147 チームプレー重視の日本と個人プレーに走る欧米 山上勝義 09/09/30 PM05
216145 男(人類の♂)は、闘争本能の活力源に、仲間充足を活力源する観念を塗り重ねた。 猪飼野 09/09/30 PM05
216127 女の勤勉性が男の労働=闘争の源☆ 匿名希望 09/09/30 AM11
215739 香山リカが警告:「女たちよ、勝間和代を目指すのはやめなさい!」@ 猛獣王S 09/09/25 AM07
215605 皆の充足・安定につながる活動に支援金を! 小圷敏文 09/09/22 PM10
215512 日本人の勤勉性は「意識生産」でこそ発揮される ギニュー特戦隊 09/09/21 AM08
215403 勤勉な女性は、母系集団によって培われた 中村英起 09/09/19 PM06
215160 日本人の充足発の実現思考に感じる可能性 コスモス 09/09/16 PM09

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp