日本人の起源(縄文・弥生・大和)
214704 地域通貨とは?歴史的な成立背景の違い〜3
 
09/09/10 PM04 【印刷用へ
引用の続きです。

第4節 日本における地域通貨の動向
 
1987年から始まったアメリカの「タイムダラー」と同じように助け合いを目的とした、「ふれあい切符」(時間預託制度)が1992年(平成4年)に財団法人さわやか福祉財団から発行された。

この「ふれあい切符」には2つの源流がある。一つは、1973年(昭和48年)に大阪で誕生した「ボランティア労力銀行」であり、もう一つは1982年(昭和57年)に東京都で始まった「暮らしのお手伝い協会」である。前者は、無償の「ふれあい切符」であり、後者は有償「ふれあい切符」である。

1995年(平成7年)には「タイムダラー」のシステムを導入した地域通貨、愛媛県関前村の「だんだん」が発足しているが、1990年初期においては、地域通貨という概念はあまり一般的ではなかった。

しかし、1990年当初からのバブルの崩壊、1995年の阪神淡路大震災に係るボランティア活動への認識等、日本経済の悪化、失業率の高さ、危機管理体制の脆弱さ等、日本社会が戦後ひた走ってきた「大量生産・大量消費・大量廃棄」の制度疲労が浮き彫りになり、これによってコミュニティ内の助け合いや地域経済の衰退等失ってきたものがたくさんある。人々は、「この社会はどこかおかしい」と思う人が多くなってきた。

1997年(平成9年)に、加藤敏春氏(現、経済産業省関東経済産業局総務企画部長、東京大学大学院総合文化研究科客員教授、国際大学グローバルコミュニケーションセンター教授)が「エコマネー」構想を発表し、1999年(平成11年5月4日NHK-BS放送)に「エンデの遺言」が放送され、根源からお金を問うことから「地域通貨」を大々的に取り上げた。このことが、各地に「地域通貨」を立ち上げるきっかけとなり、一気にひろがりを見せてきている。約170程度各地で地域通貨が実施されているといわれている。

引用終了
 
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