現代意識潮流を探る
214522 70年は、女性たちの充足先の転換点だった。
 
中村英起 ( 49 佐賀 会社員 ) 09/09/07 PM08 【印刷用へ
>また、生存圧力が衰弱し、物的充足が飽和状態に達した状況での新たな(=より大きな)充足可能性は、物的価値ではなく類的価値(人と人との間に生じる欠乏)の充足の中にしかない。そして、類的価値の充足とは、共認充足に他ならない。(213622)

現在、起こっている環境問題も経済破局も精神破壊も実は、生存圧力を克服した70年以降に登場して来た問題群です。

この豊かな生活に向うことが、女性の充足や安定とも直結していました。70年までの市場拡大の社会とは、女性の充足に向って男達は市場社会で闘って来たとも言えます。従って、市場そのものにも意味があり社会的役割もしっかり機能していたのでしょう。

しかし、70年以降豊かさを実現した女性たちは、潜在思念では既に物的価値には充足できなくなっており、類的価値への充足に転換したのです。そして、そのことを誰も気が付かなかったのだと言えます。

女性の充足も時代と共に変化して来ています。
70年までは、私権獲得から来る安定に向っていた。
しかし、70年以降は、共認充足から安定に向う時代に転換していたのです。私権充足から共認充足に転換した女性を全く無視し続けたのが、この40年間だったのではないでしょうか?

今や、一人子育てに悩むより、みんなで子育てした方が充足する時代でもあり、専業主婦で家に引き篭もっていより、何か社会的な役割を担ってた方が充足する時代に変わったのです。
それは、女性たちの普通の感覚なのではないでしょうか。

70年から現代までの40年間は、そうした女性達の充足可能性に向かわず、男原理で突き進んだ時代であり、ひたすら物的豊かさを追い求めて市場拡大や企業間闘争を繰り広げていただけの時代だったと言えます。

市場拡大と私権闘争は、70年をもってその役割は終わったのです。
これからの時代は、物的な豊かさによる充足する社会から共認充足を拠り所とした類的豊かさを実現する社会を目指していく事が求められているのでしょう。
 
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