現代意識潮流を探る
214160 Re.自民党は、なぜ見限られたか?〜大衆意識からの検証
 
戌年 ( 会社員 ) 09/09/02 PM08 【印刷用へ
>つまり、彼らの言動は時代に逆行したハネっ返りの反動行為そのものである。従って、特権階級が暴走すればするほど、彼らの無能さと邪心が見え見えになり、白日の下に曝け出されてゆく。
>これまで好き放題に格差を拡大し、権力の乱用を繰り返してきた特権階級に対する大衆の怒りと不信と危機感こそ、自民党が見限られた理由である。<(213887)

9/1の河北新報社に、「今回、自民党を見限ったワケは?」。これまで自民党を支持してきた東北各地の人に聞いた。〜という記事が載ってたので、抜粋で紹介します。
(リンク

自民党歴30年、総裁選で小泉純一郎さんに投票したこともあるという秋田県小坂町の自営業男性(53)は安倍、福田、麻生と3代の政権を見て「この政党から国のリーダーを出すことはできない」と別れを告げた。

 一時は熱烈に支持した小泉さんにも「結局、郵政民営化を成し遂げただけ。過疎地や地方に住む人の暮らしはよくならず、中央一極集中の世の中になった」と落胆する。

 「自民党愛」なら名取市の会社役員男性(66)も「選挙権を得てからずっと支持してきた」と負けてはいない。今回は「生まれて初めて民主党に入れた」と言う。「自民党への不満が、民主党への不安を上回った」

 暮らしの不満は、どうしても政権党に向かいがち。その程度が半端ではなかった。
 お年寄りは「うば捨て山」と称された後期高齢者医療制度の導入を忘れていなかった。伊達市の無職女性(83)は「戦後の日本を支えてきた高齢者の面倒を見るどころか、わずかな年金から保険料を天引きするなんて」と怒りを爆発させた。

 宮城県加美町の自営業男性(65)は商店街を練り歩く自民党候補の姿に気持ちがなえた。「空洞化した商店街で『中小企業や農業を元気にします』と訴えられても、心のこもっていないお経のようだった」

 自民党の伝統的な支持母体である農協の元幹部という宮城県大和町の男性(73)は「米価の下落、飼料などの値上がりで苦しむ小規模農家を切り捨てた。減反を守り、逆らったことのない農家を裏切った。みんな、自民党から心が離れている」と農家の声を代弁した。

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>その権力中毒を直せない限り、もはや永久に自民党に未来はない。この点は、次政権も同様で、彼らが権力中毒に溺れる時、彼らも忽ち支持を失うことになる。<(213887)

 自民党に愛想を尽かした票は民主党へ。「期待を込めて投票したわけではない。お手並み拝見」と盛岡市の不動産業男性(71)。仙台市太白区の無職男性(72)が「素人集団が世界を相手に仕事はできない。政権はそんなに続かないだろう」とみるように、若干距離を置いた意見も目立つ。
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このように、新政権であっても従来と同じ暴走が進むのであれば、大衆はすぐに見限ることも明確に表明している。
 
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