素人による創造
214023 これからの創造(芸術)活動はどうなる?
 
鈴木康夫 ( 47 東京 建築士 ) 09/08/31 PM07 【印刷用へ
>共認社会の同類闘争は、人類的課題に応える創造競争=共認闘争となる。(政治であれ哲学であれ科学であれ芸術であれ、提起された認識は共認の獲得を目的としており、最終的には社会共認となることを目指しているので、創造競争は本質的には共認闘争である。)>31505

 上記を読んで創造という営為も、近代的な捉え方では、無から何かが生み出されると思われているが、先人の成果を塗り重ねていく行為が重要となる。より普遍性を高めるベクトルでの統合度を上げていく行為である。
到底、一人では出来る代物ではなく、まさにみなの期待を羅針盤によってたかって作り上げる祭り場のようなものだ。

 たとえば、ラスコーやアルタミラ洞窟壁画について、現代では芸術作品としての価値しか見出せていないようだが、当時(一万五千年前程度)の人類にとって、動物の壁画は、まさに闘争の対象そのものである。みなの期待としてその獲物をどうやってとるのか、それをシュミレーションしていたのではないだろうか?動物群のはすかいに槍をもった人類が対峙している画や獲物の体躯にマーキングしている画など、そのことを示している。夜毎、壁画の前に集まって、演習している人々が目に浮かぶ。まさに現実に密着した集団(社会)課題の果てにこの壁画の迫力が現代にも通ずるのだろうと思う。

 これからの芸術を始めとする創造活動は、近現代の芸術作品等とは一線を画すものとなる。それは、個を基点とするものでは決してない。かつ解脱欠乏のみに応えるだけのものではない。常に闘争等の課題と一体となった成果となる。
 
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