暴走する悪徳エリートの所業
212494 選挙はプロパガンダによる洗脳工作!
 
しずか 09/08/09 PM04 【印刷用へ
'05年の記事ですが、今回もまた同じようなことになるのでしょうか?
今回マスコミはおとなしいという印象ですが・・・。


『選挙はプロパガンダによる洗脳工作だそうな』
リンク
より引用させていただきます。
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●とても貴重な情報満載の本『洗脳選挙:選んだつもりが選ばされていた』

 『洗脳選挙:選んだつもりが選ばされていた』(三浦博史著 光文社ペーパーバックス)という本を読み終わりました。

 もともと、最終章(IT選挙の時代:選挙の近未来を読む)の内容に興味を持って買った本なのですが、いやあ、実におもしろい本でありました。

 著者の三浦さんは日本初の選挙プランナーを名乗り、数々の国政・知事・市区長・地方選挙において、選挙キャンペーンマネージャーとして活躍されてきた人なのであります。

 イメージ選挙を演出して何度も勝った実績を誇る選挙プランナーによる選挙必勝のマニュアル本です。選挙の裏側って、こんなことにもお金が動くのかと思うと嫌になりますが、事実から目をそむけるわけにもいきません。

 選んだつもりが、選ばされていた。サブ・タイトルにあるとおり、徹底して候補者について虚像のイメージを有権者に売りこみ、投票に駆りたてます。

 その手の内を知れば知るほど、有権者はもっと賢くならなければいけないんだな・・・と、つくづく思います。

 人の印象は目からの情報によってほとんど決まってしまう。人の印象を決めるのは、服装や身体の動きといった目からの情報が55%、声の調子や話し方が38%、話の中身が7%である。要するに、演説内容よりも外見が大切なのだ。だから、候補者には歩き方まで直してもらう必要がある。候補者は自分の十八番の演説をすればいい。街頭演説は、とにかく十八番を絶対に歌い続けること。演説の中身は関係ない。

 三浦さんは言います。

 「私は選挙のプロ。あらゆる手段を駆使して候補者を当選させるのが使命である。即ち、プロパガンダのプロでもなければならない。」

 この「あらゆる手段」というのがすざまじいのです。候補者のイメージづくりではその歩き方まで練習させています。またポスターづくりからホームページ作成まで、あるいは対立候補者へのネガティブキャンペーンまで、実に徹底しています。

 本書の前書きで一つの本が紹介されています。そこには、コロンビア大学のミラー教授が設立した「宣伝分析研究所」が発表した内容をもとに川上和久明治学院大学教授がプロパガンダ「7つの方策」が書かれているそうです。

 プロパガンダ「7つの方策」

(1)ネーム・コーリング(悪いイメージのレッテル張り)

(2)華麗な言葉による普遍化(「自由」「博愛」「愛」「平和」といった不変的な価値との結びつけ)

(3)転移(権威ある存在を味方につけ、自らを正当化)

(4)証言利用(有名人の発言を利用)

(5)平凡化(立場を似せて、親近感を得る)

(6)カードスタッキング(都合のいいことの強調と、都合の悪いことの隠蔽)

(7)バンドワゴン(ある事柄を、世の趨勢であるかのように宣伝)

 三浦さんは選挙キャンペーンマネージャーとして、これらの方策を実践していくのです。そして、選挙はプロパガンダによる洗脳工作だと言い切っています。

 「選挙は単純なメッセージの刷り込み(洗脳工作)の積み重ねである。」

 いや、この本には政略も崇高な政治理念も一切出現しません。しかし、現在の選挙戦における戦術面が余すことなく赤裸々に語られていてとても貴重な情報を得ることができました。

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