否定脳(旧観念)からの脱却
212124 35年経っても色褪せない構造認識の凄さ
 
山上勝義 ( 44 京都 建築士 ) 09/08/03 PM05 【印刷用へ
>共同体企業:類は、'72年に設立されましたが、明らかに時期尚早であった共同体企業設立のために書かれたこの文章は、35年後の現在、ようやく時代にマッチした問題提起となってきたように思われます。

当時の事実に基づいた構造認識によって書かれた「自主管理への招待」を改めて読み直してみて、その認識力の凄さを実感しているところです。

当時の時代背景は'70年「貧困の消滅」、人々はさらなる豊かさ実現に向かって「私権(獲得)の可能性」が開かれた時代でした。
この文章を読んだ当時、まだまだ世の中は私権企業が全盛で、どことなく理想論ぽく感じられる部分もあったように思います。
私権獲得という自我充足にどっぷり漬かった(洗脳されていた)頭では、キレイゴトとしてしか受け入れられていない自分がいたのだと思います。

そしてバブル崩壊を経て、私権観念が崩壊してしまった現在、がたがたになった社会や私権企業を見るに付け、収束先としての可能性がそこにはなかったことが誰の目にも明らかになりました。
今、改めて読み直してみて、当時より素直に頭に入ってきたということは、私権というフィルターが外れたからでしょう。

引用にもある『時期尚早』とは、あまりに最先端の認識だった故に大多数の人々に受け入れられていなかっただけで、漸く人々の意識が追いついてきた、まさに時期が来たということなのだと思います。
 
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