たまに「自分はこういう性格だからだめなんだ」「性格を変えよう」といった声を学校で耳にする。
しかし、実はそれは間違った手段、解決方法なのではないかと思ったので投稿してみようと思った。
そもそも、「性格を変えたい」とはどういうことなのだろうか?
それを理解するには、性格とは何かを理解する必要があると思う。
では、「性格」とは何なのだろうか?
世間一般では、その人の行動を決定する、先天的、変更不能な要素として捉えられているように感じる。
しかし、それは間違っているのではないか?、逆なのではないか?と自身は思う。
人間は、自身のであれ、他者のであれ、過去の成功体験を元にして判断し、行動を起こす。
つまり、行動の元になっているのは成功体験であり、性格ではない。
性格とは、行動のパターンから決定される周りの評価なのではないだろうか?
もっと言えば、性格とは行動の頻度を示す指標でしかないのではないか?ということである。
つまりは、性格が行動を決定するのではなく、行動が性格を決定するのである。
また、前前前文から、「性格を変えたい」という事は「自身の評価を変えたい」という事だと理解できる。
であれば、「性格を変えよう」等と考えても、評価に目が行っているだけで、解決にはつながらない。
つまり性格に着眼するのではなく、行動に着眼し、闘争の場に飛び込んでいき、成功体験を作ってゆく事で、周りの評価=性格も変わっていくのではないか?ということである。
「自分はこういう性格だからダメなんだ」等と考えるのは、「性格」を先天的、変更不可能なものとした確信的な逃避である。
性格を変えたい(=学校の場合、ほぼ仲間圧力等で評価を得たいだと思うが)のであれば、みずから共認の場に飛び込んでいき、成功体験を掴むことが必要であると思う。 |
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