市場の支配構造
211294 裏の支配勢力史1 ヴェネチア〜十字軍・騎士団〜スイス都市国家
 
案内人 ( 闇 に 光を照らす ) 09/07/22 PM05 【印刷用へ
表の歴史を動かしてきたと言われる闇の支配勢力について、以下のサイト及び書籍を参考に時代順にまとめてみました。
<参考サイト、参考書籍>
るいネット「アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争」リンク
オルタナティブ通信 リンク
ヘブライの館 2 リンク
晴耕雨読リンク リンク
日本人が知らない 恐るべき真実リンク
日本を守るのに右も左もない リンク
金貸しは、国家を相手に金を貸す リンク
Benjamin Fulford リンク
れんだいこリンク
さてはてメモ帳リンク
ミッキーリンク
ダニエル・エスチューリン「ビルダーバーグ倶楽部」
安部 芳裕「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」
ジョン・コールマン「300人委員会」
ジョン・コールマン「ロスチャイルドの密謀」
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3800年前〜3200年前ごろ(紀元前1800年〜前1200年ごろ) フェニキア商人が地中海貿易を独占
・3800年前バビロニアが本格的な金融の源であり、3200年前にはこの流れを汲んだフェニキア商人が地中海貿易を独占する。フェニキア(:現在のイスラエル周辺)が拠点としていた地中海沿岸の都市のひとつがカルタゴ(:シチリア島対岸)で、2800年前のフェニキア滅亡後も繁栄し続けた。
・そのカルタゴも2200年前にはローマ帝国に滅ぼされ、国際金融家たちは莫大な資産を伴ってイベリア半島に脱出していった。カルタゴ滅亡後に、イベリア半島を中心とした地中海沿岸にユダヤ人都市が多数忽然と現れた。カルタゴ金融商人は、宗教(キリスト教)という手段でローマ帝国を乗っ取り解体していった。

紀元前597年 バビロン捕囚
・新バビロニア王によって、ユダヤ人たちがバビロニア地方へ捕虜として連行され移住させられた。この時“パリサイ派”という秘密結社ができたが、この中から伝統的なユダヤ教を捨てルシファー悪魔大王(=堕天使=サタン)を崇拝する“カバラ学派”が出現する。
・この勢力は、いわゆる“ユダヤ原理主義者”となって、ヴェネチア、オランダを経由し、18世紀にはイギリス帝国に潜り込んでいった。

697年 ヴェネチア共和国誕生
・カルタゴ金融商人が拠点都市の一つとしたのがヴェネチアだった。ヴェネチアは国際交易都市として発展し、697年ヴェネチア共和国が誕生する。【フェニキア→カルタゴ→ヴェネチア】

962年 神聖ローマ帝国誕生(〜1806年)

1096〜1249年 十字軍遠征
・8世紀以降、窮地に立たされたのが東ローマ帝国であった。東からは新興のイスラム勢力(セルジューク・トルコ)によって脅かされ、一方11世紀になると、農業生産力を基盤に、西ヨーロッパが力を蓄えて膨張してきたからである。しかも1054年以降は、「正統と異端」をめぐって東西のキリスト教教会が分裂(東ローマ帝国にギリシア正教が成立)し、西ヨーロッパとの不和は深まっていた。このような情勢の中、東ローマ帝国の復興を目論んだ皇帝が、ローマ教皇に支援を要請する。
・東方のキリスト教に対する優位を確立し、自らの勢力を拡大しようという野望を持つローマ教皇が、東ローマ帝国の支援要請を受けイェルサレム奪還を呼び掛け、十字軍を組織した。

1096〜1197年 三大騎士団 テンプル騎士団、聖ヨハネ騎士団(→マルタ騎士団)、ドイツ騎士団
・聖地の守護、巡礼者の保護を目的に結成された騎士団は、どんどん入団者を増やし、ヨーロッパと聖地イェルサレムをつなぐ「巡礼領域」において、一大勢力に発展して行く。中でも、地中海の制海権を独占し、独自の船舶を保有していたテンプル騎士団は、中東へ兵員を輸送するばかりか、巡礼者も金を取って輸送、その帰途には香料やシルクなどの中東の物産を積載してヨーロッパで売りさばくことで、莫大な富を得た。また、この財を元手に手形取引や銀行業務など金融にも手を出して行く。
・テンプル騎士団の勢力拡大を見たフランス王が、1307年財産と金融システムを手中に収めるべく弾圧を強行する。騎士団の一部は弾圧を予測し、船団に移しておいた富で交易を続け、海賊行為にも手を染める。そして交易ルート確保のため、港々に「ロッジ」(集会所・支部)を構築していく(→フリーメーソンへ)。ロッジでは保険業務も行われており、今日の金融・保険業の源流となる。
・キリスト教世界では中心勢力ではなかったドイツ人を保護する目的で、ドイツ騎士団は設立される。しかし、テンプル、マルタ騎士団にイェルサレムの利権をほとんど奪われ、存在意義を失う。そこに、ポーランド貴族が領土と引き換えに救援を要請してきたため、ドイツ騎士団はプロイセンに移住、1283年プロイセン(現在のポーランド)に「ドイツ騎士団」国家を設立する。このドイツ騎士団が、後のナチス親衛隊SSのモデルとなった。

1100年以降 北イタリアで都市共和国の誕生
・十字軍遠征から最大の利益を引き出していた北イタリアの諸都市が、独立の都市共和国を形成。
・12世紀には、北イタリアからスイスの商業都市が、ミラノを中心としたロンバルディア同盟を結ぶ。その後、ロンバルディア地方のイタリア金融家がロンドンのシティーに進出して行った。
・ヴェネチアはもともと利子の取得を禁止していたが、14世紀には解禁。国際金融都市として急速に発展した。

1200年前後 スイスで都市国家成立
・紀元前からヨーロッパ全域を支配していたローマ帝国が略奪及び交易により蓄積した莫大な財は、次の支配者である神聖ローマ帝国(現在のドイツを中心とした領域を支配)に受け継がれていった。
・962年に成立した神聖ローマ帝国の皇帝による絶大な権力による支配は、部下である貴族達に大きな不満をもたらす。貴族達は異民族をそそのかし、戦争を引き起こした。相次ぐ戦争により多額の借金を背負うことになった皇帝は、担保としていた領土を貴族達に奪われていく。こうして、皇帝の権限が及ばない土地が貴族達のものとなり、都市国家として独立して行く。
・1200年前後になると、スイスは精密機械工業、兵器産業を中心に発展していたが、そこにヨーロッパ中で商業ネットワークを構築した騎士団やヴェネチアで富を蓄えた金融家が金融技術と共に移住してくる。皇帝に反逆した貴族達は、兵器と産業と金融が揃っていたスイスに結集し、国家を結成していく。これが現代まで続く金融国家スイスの起源であり、ロスチャイルドすら彼ら貴族の「使い走り」に過ぎない。
 
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