北村さん、お忙しいところありがとうございました。
確かに、何千万年前の事を推測するのは難しいことだと思います。
現在において、ある種が、一定個体数を割ると、絶滅種として指定されます(種によって違うと思いますが)。雌雄が出合うことの少ない単体行動で、必要な個体数を数千万年間維持することは、果たして可能なのでしょうか。現存する哺乳類(に限らず)は、絶対数があったからこそ、この数千万年を生存して来られたと考えた方が自然なのではないかと思います。
スラウェシ島に棲息する猿類は、数十万年の間に、1種から7種に分岐したと言われています。それを考えると、現存の猿類(に限らず)が、現在のような生態を採るようになったのは、せいぜい、数百万年以降のことではないかと思います。それまでの長い間、単体行動で生存を続けてこられたとは、とても考えられないのです。ただ、これは、全く個人的見解ですので、無視していただいて結構です。
また、今回のレスでは触れておられませんでしたが、新世界猿(広鼻猿)に見られる進化逆行(単体⇒集合と考えた場合の)は、どのように説明できるのでしょうか。お時間のあるとき、また、お願いします。 |
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