共同体社会の実現
208896 大転換期の実感
 
八代至誠 ( 48 東京 建築士 ) 09/06/15 PM10 【印刷用へ
ここ数年、不祥事といわれるものが、次々に明るみに、登場してきている。耐震偽造や食品偽造に始まり、汚職、収賄等数知れず、最近では、政治家の秘書のゼネコン献金事件等、とどまることを知らない。

振り返ってみると、私権闘争の圧力で満たされた社会では、闇に隠れていたこれらの現象は、おそらくは、大なり小なりあったが、殆ど問題にならなかったといえるでしょう。知っていても、必要悪であって、あえて犯人捜しなどしなかったし、すれば結局、自分の身に跳ね返ってくる事は必然で、逆に、私権獲得のうまみをなぜ自分だけ手放すのかと、誰もが口をつぐんでいたのでしょう。結果的に、集団にとっての必要か否かの判断ができなくなり、気がついてみたら、既に修復不可能という事態にまで追い込まれる。

ところが、これらの事件が、リークされて発覚してきたものが多いということを聞くと、「このままでは、やっぱりまずいのではないか?」という人々の意識の発現と「私権だけが絶対的に必要」といった極めていびつな状態のタガが外れてきた事象であることは間違いない。

>そうなれば、従来の私権的なるものの全ては(身分もお金も、あるいは物財も解脱も)、改めて『必要か否か』という土俵上で真っ当な判断の洗礼を受けることになる。(例えば、これまで闇に隠れていた役人の「不祥事」が、次々と明るみに引きずり出される様になってきたのも、この『必要か否か』という真っ当な判断の土俵が形成され始めたからであり、先に触れたマスコミ主導の「ワールドカップ」フィーバーに感じる寒々しさも、その土俵上での最先端の感覚である。)(33995

そう考えると、今や、必要か否かという判断機能が人類の存在を貫く極めて基底的な地平にある判断機能が動きだしたという事と結びつく。貧困が消滅した現在とは、生物本来の基底的な判断機能が再生されてゆく、まさに大転換期であると感じます。
 
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大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

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