日本を守るのに、右も左もない
208858 お金にとっては面白くない役回り
 
大森義也 ( 44 広島 建築設計 ) 09/06/15 PM00 【印刷用へ
金融経済規模は、実体経済の100倍以上に膨れ上がっていたそうだ。

実体経済とは、大まかにいえば「現実に必要な物財の流通量」ということになるだろう。
その規模を超えて金融経済が膨張してきたということは、
『多ければ多いほどいい』と思い込まされていたこと、
『必要か否かという判断軸』がなかったことを示す。

現在、経済破綻を契機に金融経済規模の急速な縮小が始まっているが、
それと平行して『多ければ多いほどいい』という洗脳の崩壊と
『必要か否かという判断軸』が顕在化してくることは
もはや必然と言える。


>これまで(前世紀まで)は、物財の「必要」は自明であり、従って人々はその価値の大きさだけを追い求め、お金は専らその価値量=価格を表わすモノサシとして機能してきた。それこそが、お金の本来の機能であった。従って、お金の『必要か否か』のモノサシへの変質は、お金にとっては実に窮屈な、面白くない役回りを強要されるということである。33995


今後は必要最小限の流通量に加えて、本当に必要なところにのみお金を使う、ということになっていくだろう。
お金を発行する側も、これに合わせて必要な分を流通させればいい。
当然、お金を発行する主体の社会的位置づけも交代を迫られる。

『多ければ多いほどいい』と思い込ませることに成功し、乱発されてきたお金(≒金貸しの意向)にとって、確かに面白くない役回りと言えそうだ。
 
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