サル社会を解明しよう
20842 再度原哺乳類と原猿の進化についてA
 
北村浩司 ( 壮年 滋賀 広報 ) 02/01/15 AM04 【印刷用へ
A原猿をもとは単体から出発したと考えられる根拠

原猿の祖先(原霊長目)は樹上適応し南方に残留した食虫目であること。

原猿との中間形態は現在のツパイに近いと思われるが、ツパイはオスメスそれぞれ単体。

かつ原猿各種もマダガスカルに棲むインドリ(単雄単雌)、ベローシフォカ、ワオキツネザルなどを(複雄複雌)除いて単体であること。
正確に言えばオスの縄張りが、メスの縄張り2〜3頭の縄張りと重なり合う形態が多い。
(そうであるが故に、原猿も食虫目と同様に臭腺が発達しマーキングが盛ん)

食虫目は小型。かつ成体までの期間が短く、多産。
それに対して原猿は、昆虫を食料としていたものがその後果実や葉を食べるようになったと考えられる。またそうであるが故に、進化するに連れて徐々に体格を大型化した。(メガネザル、ガラゴで10cmロリスで20cm小型キツネザルで10cmから20cm)かつ成体までの期間や妊娠期間が長期化。

上記したマダガスカルの原猿3種はいずれも大型。(順に体長70,50,40cm)かつ実や木の葉を食べる。つまり原猿の中でも進化した種と考えられます。

以上の理由から、私は原猿が単体(生殖期間中は母子のみの集団)から出発し、その後おそらくメスと集団化(単雄複雌)したと考えています。先ずメスと集団を形成したのは、オス同士は性闘争=縄張り闘争が強く、オスと集団を組むには時間がかかったと類推さられるからです。その後オスを集団に招き入れる形で複雄複雌の集団を形成していったと思われます。


 
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