西洋医療と東洋医療
208414 海苔の生産から消費まで
 
高橋克己 ( 55 島根 建築士 ) 09/06/08 PM00 【印刷用へ
海苔ジャーナルより引用。

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全国で生産される海苔の枚数は95億枚から100億枚程度である。
海苔生産は、毎年11月から始まり、翌年の4月末までの約半年間続けられる。
この半年の間に生産された海苔を海苔販売業者が、生産期間中に行なわれる入札によってすべて買い上げ、品質の劣化を防止するため、再度乾燥したり、冷蔵庫に保管したりして必要数量だけを商品に製造し、1年間にわたって販売するのが現在の流通の仕組みになっている。
 
中略

 (消費)
海苔の消費状況は掴みにくい。
生産枚数は全国の共販体制が確立されており、販売枚数のほとんどが生産枚数である。
共販に出品されない直販売(生産者が海苔業者や消費者に直接販売するもの)や直消費(生産者の自家消費、近親者に直接贈るもの)は全体の3%以下と見られている。
国内生産枚数は、その年の気象、海況によって変動があるが、過去5年間の平均生産枚数は約95億枚である。
このところ、ギフト商品や味付け海苔の需要が減少しており、海苔の消費枚数は90億枚程度と見られている。海苔生産団体の推定による、消費状態は次ぎの通りである。

◇家庭用(味付け海苔、焼海苔など) =30%(約30億枚)
◇贈答品(デパート、スーパーなど) =10%(約 9億枚)
◇業務用(おにぎり、弁当、すしなど)=60%(約51億枚)

特に、コンビニエンスをはじめ、おにぎり専門店で使われる海苔の枚数は、業務用の中の70%(約35億枚)以上に達すると見られている。

商品別の消費動向を見ると、おおよそ次のようになる。

《加工海苔》
味付け海苔、焼き海苔、きざみ海苔などを、業界では「加工海苔」と呼称している。
この製品は「食品のり公正取引規則」(「海苔関係法令」の欄参照)によって、商品の製造基準が決められている。一般に販売されている小袋入りの商品は、1袋に全形1枚分以上入れることになっており、最も多い商品は、6切・6枚、8切・8枚などの商品がある。
また、短冊に切った海苔で6束〜50束入った商品は、通常1束に12切(全形を12等分したもの)・5枚以上入れることになっている。
海苔生産量の約30%がこれらの加工海苔商品になっている。業界では、海苔を安い価格で消費者に提供しようと、低価格品質の海苔による味付け海苔販売競争を行っていたが、海苔本来のおいしさも提供しなければ、海苔消費の低迷を招くとして、近年では、比較的質の良い海苔を原料にして商品化している。
また、海苔の加工業者が商品化している、「海苔茶漬け」や「海苔ふりかけ」などの消費も増えている。海苔専門業者として、海苔質にこだわりを持った商品が多いようだ。

《贈答商品》
かつては、デパートで売れる贈答品の中でもトップの地位を占めていたが、近年では7位以下に低迷している。生産数量の約9%が贈答商品の原料と見られている。
有明海で生産された海苔が贈答商品の主要な原料として使われているが、全国各産地の初摘みは味も良く、柔らかい海苔が多く、贈答商品の原料に使われている。
近年では、「生産者の顔の見える商品」が消費者に好まれており、海苔もそのような商品が一部に見られるようになっている。

《業務用》
海苔業界での業務用は、主として、おにぎり、弁当、すし、佃煮などの他業界に原料として販売されるものを指している。
この部分で使われている海苔の量は、約60億枚と言われ、全生産数量の約60%を占めている。
特に、おにぎり、弁当に使われる海苔の量が大きく、すし屋さんへの販売量を大きく引き離している。中でも、コンビニエンスストアのおにぎりに使われる海苔の量は、30億枚強になると見られ、全生産数量の30%以上になるようだ。かつての業務用は「すし」向けを指していた。
 
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