小沢バッシングでの警察の裁量権や、豚インフルエンザにおけるマスコミの異常報道。こうした特権の乱用は明らかに増えた。しかし、特権による支配に違和感を覚えた人から既存のメディアから離れ、インターネットや書籍を通じて自ら知識を吸収し、それをブログで発信し始めるようになった。このように、ブログが事実を知るために可能性のあるツールとして、認知・活用されるようになっている。
こうしたブログの評価指標として「ブログランキング」があるが、どうやらブログランキング上で「植草一秀『知られざる真実』」の評価が捏造されているらしい。それを紹介しているサイトがあったので、以下に引用します。
「高原千尋の暗中模索リンク」より
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これまで私は俊才エコノミスト植草一秀氏を微力ながら応援してきた。特に冤罪事件については、権力による許されない暴挙であると確信している。マスメディアが権力に加担することで植草氏は圧倒的に不利な立場に立たされてきた。しかし、植草氏が自らのブログ『知られざる真実』を立ち上げられてからは、良識ある多くの方が植草氏の真実の言葉に触れることが可能となり、「真実」がどこにあるのか、理解と共感の輪が広がっているように感じられる。インターネットというツールがそれを可能にしたことは言うまでもない。
5月28日、植草氏のブログに『「人気ブログランキング」でのポイント急減について』という記事が掲載された。この記事を読んで、私はある疑念を抱いた。
実は勤務先のPCで、植草氏のブログへのアクセスが4〜5日ほど前から制限されるという事態が発生していた。勤務先では、あるネット監視ツールを導入しており、閲覧できないページがある。そのこと自体は企業としては一般的な対応であるが、表示される禁止画面では、植草氏のブログをなぜか「ポルノ」のページとして認識しているのである。はじめは、何かの「言葉」が禁止ワードに引っかかってでもいるのだろうと考えていたのだが、植草氏のブログに『「人気ブログランキング」でのポイント急減について』という記事が掲載されたことで、疑念が生じた。
社内のシステム管理者に確認したところ、はっきりしたことは分からないが、これは社内の問題ではなく、ソフトウエア提供者の側が何か設定したのではないか、ということであった。このことと、これまでの植草氏へのかずかずの謀略を考え合わせると、当然、疑念が生じる。植草氏のブログを読まれている方であれば、これが何を意味するのか、すでにお察しのことと思う。巧妙な言論弾圧の可能性があるのではないかと推察されるのである。
私のPCは、すでにシステム管理者にアクセス可能に復元してもらい、閲覧が可能な状態になっている。しかし、同じ管理ソフトを導入している企業ネットワークでは閲覧禁止状態になっている可能性が考えられる。
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当の植草氏も自身のブログで、以下のように記述されている。
>私は現段階で、何らかの「恣意」が介在するのかについて、判断を控えているが、近年の政治情勢からすれば、政権交代実現を主張する本ブログが、既得権益を維持しようとする勢力の観察の対象になっていることは間違いないと考えられる。リンク
特権階級によるネット支配が始まったのか? |
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