老後の不安から貯金をするOL達
貯金は不安だから、金やプラチナの現物投資をしている30代サラリーマン
こんな事象に、最近良く出会う。
「必要か否か?」と潜在思念で周りを探索しても見当たらず、当然欲しい物も無い。
社会不全の下、何がしかの「安心」を求めて、とりあえず貯金などの私財に収束しているのではないだろうか?
先の30代サラリーマンは、路上のなんで屋で、随分長考した挙句「資産を守るには?」を聞いてきた。
経済状況など勉強している様子で、貯金=お金も信用できない。どうしたらいい?といった不全。
「で、なんで資産を守りたいの?」と問い返すと、「安心の為」とのことだった。
実際、現物投資といえど、現物その物は手元には無く、あるのは証書。
「安心」基盤とはなり得ない。
彼は、古代市場の成り立ちも知っていて、現物といえども安心は出来ないと充分認識していて、悶々としていた。
現代社会は、一人一人がバラバラの根無し草状態。不安でなら無いのも当然。かりそめの家族に収束した所で、家族単位での安心など実現しようも無い。
共同体集団の再生、社会の再統合が必須。
その為に必要なのはの、「答えとなる認識」と「認識を形成してゆく場」そして、その場に参加し、答えを出していく事。
この認識に立って始めて「必要か否か?」の判断が機能するのだろう。 |
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