「自分以外は全て敵」という銘を原動力にし、ひたすら制度収束し頂点に上り詰めた結果、ただただ私権を貪っている自己中特権階級。私の周りにも多くいます。秀才たち高学歴者みんながみんな当てはまるわけではないと思いますが、時代背景上彼らにはこれに近い過去を孕んでいる気がします。
『いじめの構造 〜日本人が知らない分断統治の仕掛け〜』(連山)リンクより転載します。
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〜前略〜
●売国行為に走る日本人の背景事情
同胞や祖国、故郷に対する愛着を持たない日本人は、容易に売国奴になります。売国行為そのものが、彼らの復讐心を大いに満たすからです。同じ日本人が苦しむ様子を見て、その不幸を見て「ざまあみろ!」と心の中で嘲笑し、悦に入るのです。残念ながら、そうした日本人は少なくないでしょう。同じ日本人同士が分裂し、いがみ合い、ちょっとしたきっかけ一つで潰し合いを始めかねない危険な状態にあると思われます。
では、売国奴と呼ばれる方々はどのようにして、堕ちてしまったのでしょうか。彼らの多くは秀才です。勉強が非常に良く出来、教えられた事はそつなくこなせる人材です。学歴も東京大学、慶応大学、早稲田大学など、トップレベルの学府がズラリと並ぶことでしょう。それほど優秀な彼らですが、共通しているのは、決して消える事の無い、日本及び同胞たる日本人に対する深い憎しみです。その根底にあるのは、学校時代のいじめのトラウマです。同じ日本人から疎外され、罵倒され、いじめ抜かれて来たのです。そんな時代を長きに渡り送ってきた彼らに、日本人を愛せ、故郷を愛せと言っても無理があると言うものです。
そんな彼らは、受験戦争の激戦を潜り抜け、トップレベルの学府の門をくぐります。彼らは恐るべき努力家であり、今まで自分を見下していじめ抜いた日本人たちを見返そうと必死になって研鑽を続けてきたのです。
そんな優秀な人材を、欧米の支配層が見逃すはずがありません。心の底で日本を憎む彼らを、様々な網を使って捉えます。各種サークル活動や、課外活動、ネットワークがネットワークを呼び、彼ら秀才は段々と誘導されていきます。
そしてXデーが訪れます。
「大変優秀な君達を妬み、その存在を認めず、いじめ抜いて来た日本人たちを見返してやろうとは思わないかね? この腐りきった日本を正そうとは思わないかね?」
リクルーター達は語りかけます。自尊心をくすぐり、甘い言葉をかけて、自陣に引き込みます。彼らの精神構造、トラウマ、復讐心の在り処を熟知する外国政府側にとって、そうした秀才たちを取り込む事など造作もありません。過去のトラウマから、愛国心などもてるはずがない彼ら秀才です。もはや、日本や同胞日本人は、憎悪の対象なのです。外部の力を借りてでも滅茶苦茶に蹂躙し、虐げ、復讐を遂げるべき相手になってしまっているのです。
自分をイジメぬいた周囲を見返そうと努力してきた秀才ほど、外国勢力に取り込まれます。そして、彼らの持つ血も涙もない植民地搾取の歴史的ノウハウを使い、外国政府の力をバックにして、復讐心をたぎらせて日本を解体し、売国にひた走るのです。外国勢力の軍門に下り、容赦なく日本人を襲い、奪い、滅ぼして行くのです。まるで、経済戦争における外国人特殊部隊です。任務遂行まで、昼夜無く戦い、日本人たちを蹴散らしていきます。
外国勢力も、そうした優秀な日本人を飼いならす為、金と女でシッカリと抱き込みます。日本では決して有り得ないような報酬を与え、住処を与え、自分達の息のかかった女をあてがい、がっちりと掴むのです。
〜中略〜
私自身、彼らと少し似たような状況下を過ごし、東京大学に進学し、今回述べたような世界を、末席の立場ながら垣間見て来た経緯があるからです。
進んで彼ら外国政府の尖兵となり(意識的、あるいは無意識的に)、日本人を狩り殺し、日本を解体し、復讐心を満たす──そうやってさらに金と女を手に入れます。今まで自分達を見下してきた日本人に対して、「どうだ、どっちが正しいかこれで分かっただろう!」と清々した気分で、非常に充実した様子で、仕事にいそしんでいた事を覚えています。
愛国心など、持てないかもしれません。日本は、祖国と呼べるのか分からないのかもしれません。大多数の日本人は、今まで自分達を拒絶し、いじめてきた憎しみの対象です。
「堕落した日本は、外国政府の力を借りてでもお灸を据える位が丁度良い」──売国奴と罵られようとも外国政府の力を借りてでも、思う存分に蹂躙し、蹴散らし、奪いつくす時の快感は病み付きになるかもしれません。麻薬のような快感かもしれません。取り付かれたら最後、離れられないかもしれません。売国行為は最高のビジネスであり、最高に復讐心を満たす、エンターテインメントと言う側面があったのかもしれません。
しかし、こうした憎悪の連鎖を生み出す構造こそ、日本人同士をいがみ合わせ、結束を突き崩し、奴隷的な状態に叩き落し、しゃぶり尽くすためのものなのです。これを分断統治、植民地支配と言わずして、なんと言えば良いのでしょうか。
〜後略〜
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