西欧科学は狂っている
2058 事実の体系とは永遠に進化しつづけるもの
 
蘆原健吾 ( 30代前半 神戸 広報 ) 01/03/24 AM00 【印刷用へ
近代以来の科学の認識手法や、証明・実証などの方法論は、その体系の中では整合していると思います。単純な系に置きかえて近似値を求めたり、インビトローでの特殊な条件の下での実験などから導き出される事実は、現象のほんの一面です。だから、それには適用限界があり、優秀な科学者ほど科学というものが永遠に不完全である(永遠に変化し続ける)ということを知っているという事ではないでしょうか。

「科学とは本質的に、常に未完成な学問」という言葉がありますが、この言葉の意味するところはこういうことではないでしょうか。

本当の事実というのは近づくことは出来ても言語化すると実態とは必然的にずれる。しかし、その時の最大限の認識を持ち寄って一旦コンセンサスがとられる。しかし、それは移ろいゆくもので、新たな現象事実の発見や、新たな視点の提示、より整合性のある新仮説などが出てくれば、それまでの蓄積の上に塗り重ねられてゆく。

「事実の認識」とは永遠に一ところにとどまらない、しかしどんどん高度化していくものだと私は思います。科学もそのうちの一つです。柔軟性を失い固定化されたとたん、それはイデオロギーに変貌します。

定説をまるで完成された事実のごとく信じ、それとは異なることを言う人間を、頭から間違っていると決めつけるスタンスは、とても科学的認識とは言えないでしょう。
 
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