市場は環境を守れない、社会を統合できない
205508 RE:日本におけるりそな銀行と同様
 
09/04/29 PM11 【印刷用へ
>粉飾決算に関しては、りそな銀行の監査を担当していた、トーマツの担当者が自殺した事件はまだ、記憶に新しいですが、本当に危険です。(205019)

たしかに、最近は胡散臭い事件が本当に多いですね。(156787)にも、紹介されていますが、真っ当に事実に迫ろうとすると、何らかの妨害に合う。そして、それは全て事故として片付けられてしまいます。もはや既存のマスメディアにはその追及は出来ないのでしょうね。ますますネットの役割が大きくなって来ました。

さて、投稿の内容に関しては、2点ほどもう少し内容を知っておいた方が良いと思います。

○1点目、りそな銀行の破綻に関してですが、

ゴールドマンのように、>乱脈融資→破綻→公的資金導入→粉飾決算(異常な増資、返済スケジュール)(205019)とは、ちょっと事情が異なり、経営危機は金貸しとその息のかかった小泉政権に演出されたものであるということ。

つまり、経営状態は発表されたほど悪かった分けではないのに、金貸しの意向を受けた監査法人により経営内容が危ないと発表され、日本の公的資金が注入されたあげくに、外資に買い取られてしまった。要は国家ぐるみのインサイダー取引だったのです。

詳しい内容は、下記投稿が参考になります。
(167973):日本の資産が目の前でどんどんとアメリカに…〜りそな問題、郵政民営化、売国小泉政権
(156533):「りそな銀行インサイダー疑惑の再浮上」と「りそな銀行98万件の顧客情報紛失」は無関係か!?


○2点目は、銀行はつぶせないのか?に関してですが、

>■「大きすぎて潰せなくなるぐらいまで、借りこんで、開き直る。」
 (借り手)
>■「借り過ぎて、抜け出せなくなるまで、貸し込んで、抑え込む」
 (貸して)
と、言われるように、一見つぶせない?と思えますが、今の銀行のやっている事を考えると、もはやそうでもないことが分かります。

日本では‘70年の貧困の消滅以降、物は飽和し、実体経済に融資先がなくなり、そこへ無理やり景気刺激策として国は借金してまで市場に資金をつぎ込みますが、結果的にそれが金余り=バクチ経済を産み、それが実体経済にも大きな影響を与える。そこで銀行もこぞってバクチにのめり込む。そんな仕事の急先鋒である銀行は、もはや実体経済に何の役にも立っていないわけです。

詳しい内容は、下記投稿が参考になります。
(203331):銀行の社会的役割は終わっている?
(203005):銀行がつぶれても誰も困らない!?

銀行がつぶせない。というのも、そう思い込まされている可能性か大きいですね。
 
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205555 りそな銀行=同和利権の温床 どんきちくん 09/04/30 PM08

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