韓国とアメリカのスワップ協定について、おもしろい記事を見つけました。以下、四万十川での日々徒然さんの「韓米スワップ協定は、甘い罠なのか?」(2008年10月31日)リンクより引用です。
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米国は、そもそも韓国に借金(米国債)があります。
もし通貨スワップが発動され、韓国に米国が300億ドルを融資すると、韓国は米国に300億ドルの借金ができることになります。もちろん、それに相応する額のウォンが米国に渡されるので、借金という形にはなりません。もし米国債が担保にされていないと、韓国がデフォルトしたとき、米国に残るのは紙切れのウォンだけです。でも、米国債が担保であれば、たとえウォンが紙切れになってドルが償還されなくても、結局同じ額の米国債で補完できるので、結局スワップで交換したドルは回収されます。
それだけではありません。
そもそも韓国が保有する米国債は、緊急時に換金することが難しい債権です。もし安易に売ろうものならば、米国にけんかを売るようなものですから・・・
そう、韓国は、2300億ドルもの外貨準備高を有しているとしていますが、その中ですぐに換金して借金の返済や為替介入に使えるお金は殆ど底を尽きているのです。だから、年金を使ったり、大企業にドルを供出させたり・・・・あらゆる手を尽くしてドルを確保しようとしているのです。
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万が一韓国がデフォルトしても損はしないように仕組んでいますし、アメリカは何よりもすぐにデフォルトされて巻き添えを食うのはごめんなのです。引き続き引用です。
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このままで行ったら、もうすぐ韓国がデフォルトしてしまいます。
これは、ハゲタカファンドにとっては望ましくない。
韓国からできるだけ資金を絞り取るためには、彼らに望ましいのは、出来るだけ長くこの攻防が続くことなのです。
生かさず殺さず、真綿で首を絞めるように、少しづつ、しかし確実に資金を搾取することが、最も多くの資金を搾取する最良の手段なのですから・・・・
そのためには、搾取すると同時に、適当にドルを供給することもしなければならない。正確には、韓国が塩漬けで保有しているドルを流動化させて、出来るだけ多くのドルを回収しなければなりません。
今の為替相場での攻防を更に続けて、300億ドルも回収できれば、たとえウォンが紙切れになっても、ドルは回収できていますし、しかも、米国債を回収することも出来ます。
このスワップ協定は、米国債の担保が付くだけで、米国にとっては、とてつもなく有利な協定となるのです。
な、なんて、えげつない・・・・
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