暴走する悪徳エリートの所業
205246 世界に例がない日本の政治家の世襲制度〜「家」がつく仕事は一世一代限り
 
猛獣王S ( 30代 東京 営業 ) 09/04/26 AM08 【印刷用へ
『世界に例がない自民党「世襲」制度』(ゲンダイ的考察日記)リンクより転載します。
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「画家」「作家」「音楽家」……、これら「家」がつく仕事に共通しているものは何か。それは、能力、経験、情熱など、いずれも本人固有の資質から成り立つもの、つまりは「一世一代」限りの仕事だという点である。

そういえば、我々は日頃、何げなく、“彼ら”を「政治家」と呼んでいるが、改めて考えてみると、果たしてこの呼称が正しいのかどうか。「大いなる疑問」が浮かび上がってくる。

ここにきて、自民党内は世襲制限を次期総選挙のマニュフェストに盛り込むかどうかでモメ始めている。「言いだしっぺ」は集団就職からのし上がった“たたき上げ政治家”である菅義偉選対副委員長。安倍、福田と2代続けて「世襲総理」が失敗したことなどもあって、このところ「世襲」への風当たりが強いことや、民主党がすでに次期総選挙のマニュフェストに盛り込む方向で進んでいることなどが理由のようだ。

案の定、これに対して党内からは早速、猛反発が起きている。なにしろ定義の仕方にもよるが、かなり限定的に見ても、自民党内の世襲議員は全体の3分の1を超える。森喜朗元首相のように、父が町長だったようなケースを含めれば、約半数が世襲である。反発は当然だろう。ちなみに現麻生内閣の閣僚17人中11人が世襲である。

おそらく、菅の仕掛けは失敗に終わるだろう。だが、これを機会に有権者もちょっと考えてみた方がいい。世界中を見渡しても、これほど世襲議員の多い国など、どこにもない。

米国やイタリアには、ほんの少数の世襲族がいるが、英国はじめ他の先進国には、全く見当たらない。なぜか、おそらく、「政治は一代限り」であり、親から子へ、子から孫へ引き継ぐ類のものではないことが常識として定着しているからだろう。しばらく前、小池百合子女史に小泉家の世襲問題を聞いてみた。答えは一言、「あそこは家業だから」――。

なるほど。「家業」とはつまり商売のこと。となると政治を商売にしている人たちは「政治家」ではなく、「政治屋」ということになる。世襲議員が圧倒的に多い自民党は「政治屋集団」?
投票する有権者がいるから、世襲議員が跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)するのだが、ここに自民党の政治が限界にきた原因もあるわけだ。

【伊藤惇夫の自民民主全面戦争の深読み】より

 〜後略〜
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