アメリカ→官邸→マスコミによる支配
205055 ドル=強請(ゆすり)通貨 〜金ドルの交換停止〜
 
田村正道 ( 47 京都 建築士 ) 09/04/24 AM03 【印刷用へ
1971年の金ドル交換停止は、現在の金融破綻処理と近似した構造がある。
当時の金ドル交換停止に至った状況を調べてみた。

●戦後ブレトンウッズ体制によって、ドルは金の保管を足がかりにして金ドル交換の信用を元に基軸通貨の地位を確保し、さんざん儲けた後に、変動相場に転換、金ドル交換を一方的に停止した。

それは、日本から見ると、アメリカは強いドルを諦め、円・ドルの地位のズレが解消されたと見えたかもしれないが、それは見せかけである。
事実は、
アメリカは、ドルが基軸通貨である事を堅持した上で、市場の安定と信用を守るために、(各国)国家にドルを買い支えさせる(収奪する)仕掛けをあっという間に構築した。

これは、市場を人質にした国家への強請(ゆすり)である。


●ドルが弱くなりながらも基軸通貨を堅持し各国を強請る図解

ドルは基軸通貨 & アメリカは各国の金を保管
         (金の保管でドル増刷が可能)
   ||          ||
各国はドルを必要 → アメリカはドルを供給 
   ↓           ↓
ドル高(→円、マルク安)→ アメリカ好況(消費増)
   ↓           ↓
他国好況(特に日独)&アメリカ産業空洞化 →雇用と市場拡大の必要
   ↓           ↓           ↓     各国のドル保有増      経常赤字       公共投資(戦争)
   ↓           ↓           ↓
金流出の危機      ドルの信用維持義務     財政赤字   
   ↓↓          ↓↓         ↓↓
ドル=基軸通貨を ⇒ 金の裏づけのない10倍のドルの発行が可能に!
認めさせた上で             ↑
金交換停止    → 各国は買い支えしなければならない。(押付け)
 
●現在、架空経済が膨れ上がり、(散々使ってから)金融市場はその維持のために(各国)国家にツケを廻している。その中で「オレはいらない」と言っている銀行もあるが、これは強請(ゆすり)の常套手段であり、国家としては市場の秩序を維持しなければならず、強請られながらも財政支出を止めるわけにはいかない。
(注:ただし新たな秩序を構築すれば止めてもよいハズ)
これはドルショック後に赤字のアメリカを支え、値が下がったドルを買い支える羽目になったのと同じ構造である。(ただし規模は数10倍?)
 
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