実現論を塗り重ねてゆく
205043 旧パラダイムでは、体制【国家と市場】の補完物になるのは、運動だけではない。
 
近藤文人 ( 45 東京 建築士 ) 09/04/24 AM00 【印刷用へ
>各運動団体は、今や夫々に体制の部分部分の穴埋め補修の役割を担うことによってかろうじて存続しているだけなので、自分たちの運動を統合するネットワークさえ形成できないのである。これでは、全国民的な運動NWに発展してゆける訳がない。(9050

根本的な構造を提示されているように思いました。この記事からは、「チンケな運動」として社会運動を取り上げられていますが、どんな活動や行動も旧思考パラダイム下では、体制(国家と市場)の補完物=穴埋め補修の役割を担うことになってしまうと根本構造があることに気づきました。

【旧パラダイム下では、体制【国家と市場】
     の補完物になるのは、運動だけではない】

ということです。

体制【国家と市場】の補完物となるということは、体制へ要求・アンチテーゼを提起したところで、最終的には、国家と市場のほころびを補って体制維持=体制延命を促進しているという構造です。

環境運動でさえ、国家や企業や市場へのアンチテーゼや主張をきっかけに、結集していますが、国家のお墨付きをえて、市場では、ECO商品が大量に作られ、人々が共有すべき、空気(CO2や酸素)、水なども商品として売られたりしているところを見ると根本原因の市場拡大を追究する本質とは逆の国家と市場を促進・延命する方向の運動になっているようです。

旧パラダイム下では、思考の源泉は、現実否定の倒錯・欺瞞思考に裏打ちされているので、気づかぬうちに、そのパラダイム絡めとられ、国家と市場という体制を延命するしかない構造に陥ってしまいます。

この構造は、社会運動だけの問題ではなく、我々の日々の生活での行動や企業活動にも当てはまり、全て、体制の補完物とならざるを得ないのだろうと思います。

人々の意識=社会の潜在意識は、社会不全から社会的役割欠乏と評価共認欠乏が顕在化しつつあり、それを運動の目先収束という方向ではなく、現実直視の事実追究へとパラダイムを転換することだろうと思います。その課題は、共認形成活動による新たな社会統合機構をつくるという課題に収斂するように思います。
 
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