
|
|
|
204178 |
書籍紹介『奇跡の脳』B〜右脳マインドの働きとは?〜 |
|
( 晴れて三十路 銚子 ) |
09/04/12 AM03 【】 |
|
また、著者のジル・テイラー博士は左脳の出血によって右脳の感覚に目覚め、本文中でも右脳と左脳の違いについていろいろ言及しています。以下、一部を引用します。
まず、右脳について(彼女は、右脳から生じる情動を「右脳マインド」と読んでいます)。
*****以下引用*****
右脳マインドの性格は冒険好きで、豊かさを喜び、とても社交的。言葉のないコミュニケーションに敏感で、感情移入し、感情を正確に読み取ります。宇宙とひとつになる永遠の流れを気持ちよく受け入れます。それは聖なる心、智者、賢人、そして観察者の居場所なのです。直感と高度な意識の源泉です。右脳マインドは常にその時を生きていて、時間を見失います。
右脳マインドの自然な機能の一つは、時代遅れの情報が入っている古いファイルを最新のものに更新できるように、今この瞬間に新しい発見の機会を与えてくれることです。
たとえば、わたしは子どもの頃から南瓜や瓜があんまり好きではありませんでした。でも、右脳のおかげで、南瓜にもう一度チャンスをあげてもいいかな、と思うようになって、今では南瓜が大好き。
わたしたちは左脳の所で決断してしまい、なかなか最新のファイルを探すために右へ一歩(つまり、右脳の意識の中ヘ)進もうとはしないのです。というのも、いったんある決定をしてしまうと、いつまでもその決定に執着するから。支配権を確立した左脳にとって、自由奔放な右の伴侶と狭い頭蓋のスペースを分け合うなんて、そりゃもう、許せないことなんだと思います。
右脳マインドは新しい可能性を受け入れて、枠にとらわれず自由に考えます。左脳マインドが決めた枠内の規則や規制なんかには縛られません。ですから右脳マインドは、新しいことにトライしようという意欲があり、とても創造的なのです。それは混乱さえも、創造的なプロセスの第一歩として評価します。運動感覚があり、機敏で、世界の中で流体のように動く体の能力が大好き。細胞が「直観」として伝える微妙なメッセージにも耳を傾けます。右脳マインドは触って体験して学習するのです。
右脳マインドはひたすらに自由な宇宙を求め、過去や未来の不安によって身動きが取れなくなることはありません。わたしの生命と、あらゆる細胞の健康を讃えます。気遣うのは自分のからだだけじゃありません。あなたのからだが健康かどうか、社会の精神的な健康、そして母なる地球とわたしたちの関係までも気にするのです。
右脳マインドは、(赤血球を除いた)すべての細胞が母親の卵細胞と父親の精子細胞が結ばれて出来た細胞であり、どれもが天才的な資質をもつ50兆もの細胞の生命力によって巧くつくられていることを知っています! 右脳マインドは、宇宙が織物のように複雑にからみあい、お互いに結びついていることを理解しています。そして自分のドラムのビートに合わせて熱狂的に行進するのです。
境界についての知覚が全くないので、右脳マインドはこんなふうに言います。「わたしは全ての一部。わたしたちは、この惑星上の兄弟姉妹。わたしたちは、この世界をもっと平和で温かい場所にするのを手伝っている」。
右脳マインドは、生きとし生けるものがひとつに調和することを思い描きます。そして、自分自身の中のこうした性格を、あなたにもっと知ってほしいと願っているのです。 |
|
|
この記事は 204175 への返信です。
|
この記事に対するトラックバックURL http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_204178
※トラックバックは承認制となっています。
|
204405 |
耳と脳の関係 |
復讐の叫び |
09/04/15 AM05 |
204180 |
書籍紹介『奇跡の脳』C〜左脳マインドの働きとは?〜 |
お百姓さん |
09/04/12 AM03 |
|
|