実現論を塗り重ねてゆく
202990 「みんな課題」という状況認識が可能性を見出す
 
竹田翔 ( 20代 大阪 会社員 ) 09/03/27 AM11 【印刷用へ
皆が一様に抱えている不全は社会不全である事は言うまでも無い。
だが、旧観念や近代思想から、自らが抱えている不全はどれも個々で異なるものだという認識があるのではないだろうか。
しかし、この「個々の不全」という認識は可能性を封鎖してしまっていることに気付いてほしい。

例えば

家庭崩壊に関してならば、村落共同体の解体に伴い集団で築いていった子育て規範を失ったことが一つ挙げられる。
これは、私権時代の頃であれば家庭内にも序列原理が働き秩序が保たれていたが、貧困消滅以降の共認原理に移行してからは、明確な根拠(規範)を持って叱ったり・誉めたりすることが出来なくなったことを示す。
そして、この状況はどの家庭にも起こっており、現象としてmixiでの子育てママのコミュニティが発生したりする事にも繋がっている。
そして、皆が求めているのは子育て規範であり、目先的は方法などではない。

一見すると家庭内環境の問題など誰もが「自分の家庭の問題」と捉えがちだが、今や個々の課題などなく、上記の事例からも社会問題となっていることが分かって頂けるのではないかと思う。

このような、個々が抱えている不全が個的なものではなく、社会的なものであり、みんな課題であることを伝え、課題化することで、皆で課題に取り組み、突破口を探る可能性が開けるのである。
 
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