現代意識潮流を探る
202636 力の現実主義が通用しなくなってくる
 
澤根和治 ( 37 山形 設計 ) 09/03/21 PM10 【印刷用へ
>個人主義(≒旧観念)より国家主義(力の現実主義)の方が優勢となってきた。(73070

国家を初めとして、地方自治体,企業もまた「力の現実主義=力の序列原理」というところに捉われていると思っていた。

ところが、最近面白い現象に出会うことがしばしばある。

例えば、会社である担当が本質的な回答・提案をしたとする。ところが、頭の固い課長はそんな大胆な案はダメ,と保守的な思考でダメを出す。ところが、その上の部長は、日頃から社会の状況認識や人びとの意識を捉えていて、元の担当の案を逆に復活させた。

会社のトップである社長や部長クラスは、社会的な状況認識や厳しい圧力を常にキャッチしている。昨今の金融危機や市場の冷え込みは、特に直撃する圧力となっているはずだ。

末端の社員は、毎年、若い世代が入社し、常にその意識は変わってきている。社会に対しても問題意識が高まっている。

問題なのは、その間に挟まっている旧い頭の固い世代なのだが…。

組織のトップと末端が変わっていけば、意外と真ん中に居座る旧観念に捉われた世代も変わっていく。あるいは、淘汰されていくのではないか?
100年に一度の金融危機という圧力が、共認原理への転換の土台になりうる圧力ではないか?可能性を感じた。
 
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