素人による創造
202543 経済破局という現実圧力が、既成観念の全的否定への契機となるか?
 
国道12号 ( 20代 ) 09/03/20 PM01 【印刷用へ
>外国人記者が見た最近の日本。人々の意識は江戸時代へと回帰しているらしい。その感覚は自身を振り返っても理解できる。むしろ、ミスター円や、この記者に会った日本人の多くがその感覚であることに驚く。
みんなそうなのか?
もう欧米が示すモデルに答えはない、と潜在思念が捉えているということか(202046)。


今多くの日本人が現在の経済、政治、国家体制は息詰まっており変革が必要だということを潜在的に捉えています。これは社会で闘う経営者だけでなく、ビジネスマン、学生さらには主婦も同様の感覚を基底的に抱いていると思います。
つまり「次代の社会とは?」という問いに答える為に私達は本格的な探索過程に入った、といえるのではないでしょうか。

その答え探索の一貫として、上記投稿にあるような歴史回帰があると思います。温故知新の精神は、時代の変化が激しく道標となる答えが見えない時ほど、その有用性を発揮するというのは確かだと思われます。

市場原理システムの小手先の見直しを模索している欧米人と市場社会前夜の社会システムを模索している日本人は、その歴史回帰の深さという点で実に示唆的です。

しかし、潜在思念頼りで歴史回帰に向かうだけで、果たして現在の経済危機を突破できるのか、という懸念が残ります。
それこそ上記投稿の外国人記者ではないですが、ノスタルジーに絡め取られる危険性がある、ということも否定できません。

>注:前者(探求者)と後者(普通の人)の違いは、既成観念を全的に明確に否定したか、全般的に何となく捨象したかの違いにすぎない。しかし、何となく捨象しているだけでは、無意識の内に既に染脳された既成観念に支配され続けることになる。従って、既成観念から脱却する為には、明確に否定し切ることが、決定的に重要になる(18719)。


現在私達が使うほとんどの観念が、私権時代に作られた既成観念群であり、それらをいくらこねくり回したとしても、現在の危機(収束不全、統合不全)を突破するには至りません。

歴史に学ぶというのは、200年程度の近代社会ではなく、400年前の封建社会だけを焦点に当てても不十分で、人類社会の原基構造を成す原始人類やそれ以前の猿社会、生命進化史を含めたより大きな歴史認識から見いだされる普遍構造だと思います。
それこそ、あらゆる既成観念を取り払い、物事を捉えていく必要があります。

その意味では経済破局という非常に大きな圧力が、『潜在的な歴史回帰』から『顕在的な既成観念の全的否定』という思考パラダイムの大転換を促す契機となるか?が社会変革に向けた潮目になると思います。
 
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202736 歴史回帰〜宗教(倒錯観念)を持たない日本人の可能性 越見源 09/03/23 PM03

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