思考革命:問題意識発から可能性発へ
201005 社会の仕組みを勉強することが実現思考へと向かう
 
橋本宏 ( 20代 大阪 会社員 ) 09/02/27 PM00 【印刷用へ
普段の生活を送る上で「社会」という包括的な概念を捉えることはなかなかありません。しかし、「社会」とは人々の意識であり、僕達の思考や生活の根底は当然全て「社会」と直結しています。

つまり、全ての原因は「社会」にあるとも言え、社会の仕組みを勉強することが実現思考へと向かいます。

例えば、「精神破壊」という問題を考えてみます。
原因分析するために「精神破壊」となる人の考え方や生い立ちを調べたり、有名な専門書を読んだり、ありとあらゆる手段を尽くすなどが考えられます。
そして、原因は「幼少期の問題が大きい」や「親子関係」など原因へと行き着くかもしれません。しかし、いざ解決策を導き出そうとすると、要するに社会というフレームなしに問題を解決しようとすると、個人間の人間関係に委ねられるという結論になり、答えなき思考へと向かってしまうこともある意味必然といえます。

社会というフレームから考えてみると、近代の市場社会の拡大により、私権を獲得するために田舎から都市へと人々が集中した。結果、集団は崩壊し、集団単位は家族という最小単位にまで解体された。結果、貧困の消滅による社会不全、集団の崩壊による共認不全によって「精神破壊」が進行したことへと繋がっていることが分かります。
つまり、解決策は「集団の再生」であり「共認統合体」の再生である、と実現へと向かいます。

このように、社会を知り、その構造をとらえることで物事の仕組みや成り立ちが分かる。だから、現実の仕組みのおかしいところを見抜くことができ、そして実現へと向かいます。
 
  List
  この記事は 18719 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_201005
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
素人の社会活動19 素人と創造
素人の社会活動26 創造の資質
素人の社会活動28 現実を対象化する=思考する
素人の社会活動29 私権時代の歪んだ思考(主張・説得・議論)
素人の社会活動30 現実を対象化する思考=事実認識
素人の社会活動34 創造(=探求)のパラダイム転換
潜在思念発の大きな方向と大きな構成
因果関係と収束関係(実現関係)の矢印
原因→逆境(不全)⇒どうする?⇒可能性収束  
原基構造の不変部分と可変部分
「観念力を鍛えるには?」(1) 話し言葉と書き言葉の断層はどこから登場したのか?
「観念力を鍛えるには?」(2) 5000年前の文字登場以降、共認機能は衰弱している?
「観念力を鍛えるには?」(3) 「理解する」とはどういうことか?
「観念力を鍛えるには?」(4) 求道者と解釈者では思考の自在さが全く違う
詭弁を説明しようとするから難解になってゆく
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(1) 共認充足が最大の活力源。'10年代はそれだけで勝てる
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(2) 学習観念が役に立たないのはなぜか?
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実否定の自己欺瞞
社会運動の自己欺瞞
旧観念と新しい概念装置の決定的違い
「旧観念無用」という認識が生み出す気付きの深さ
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
『生命と場所』より…生命観
共生思想ということ
精霊の措定は手順律の逆転か?
「生物的な知」と「機械的な知」
「変性願望」批判
認識の創発性
認知と探索と統合
マイナス原因構造とプラス実現構造という両輪
未知の世界の知性?
シャーマニズムと幻覚回路
楢崎皐月氏のカタカムナ説(1) 宇宙から素粒子に至るまで、万象は共通構造(相似象)を示す

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp